初めて陸に上がった魚の見た空は…?

好きなことを好きなだけ

2019年1月12日 FM802 30PARTY YOUR RADIO 802

FM802 30PARTY YOUR RADIO 802 ポルノグラフィティ DJ回レポ②】

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先週(1月5日)放送分はこちら
hirahira-ri.hatenablog.com



昭仁「時刻は、夜9時を回りました。2019年1月12日土曜日。こんばんは、ポルノグラフィティ岡野昭仁と」
晴一「新藤晴一です」
昭仁「ここからの時間はFM802開局30周年特別番組 YOUR RADIO 802、ということで」
晴一「はい」
昭仁「今年で30周年を迎えるFM802と、ゆかりのあるアーティストが2週ごとに登場していきますということで、先週に引き続きポルノグラフィティがDJを担当します」
晴一「来週は誰なんでしょうね」
(スタッフの声)
晴一「あっ」
昭仁「THE ORAL CIGARETTES
晴一「えらい若返ったな
昭仁「おお」
スタッフ「(笑)」
晴一「若返った」
昭仁「もう、おやじくさいのは今週までということで我慢してください(笑)
はい、今週も番組中にTwitterで#fm802をつけて、『20周年を迎えるポルノに期待してること』、こういう題材でツイートしてくれた人の中から抽選で…」

晴一「番組の感想も、くれても大丈夫ですよ」
昭仁「ああそれももちろん。番組の感想もくださいね。僕たちのサイン入りステッカーをプレゼントしますということで、詳しくはFM802Twitterをチェックしてみてくださいねということで、今夜も10時までよろしくお願いします!」

晴一「はい。ということでお正月明け、今週から新年度がスタートということで、スタートといえばこの曲!ポルノグラフィティで、『ハネウマライダー』!」


ハネウマライダー


昭仁「FM802からお送りしてますYOUR RADIO 802、今週もポルノグラフィティ岡野昭仁!」
晴一「新藤晴一がお送りしていきます!」
昭仁「えー本日は1月12日土曜日、あさってが14日、ということで成人の日、なんですけどもー」
晴一「はい」
昭仁「えー、ポルノグラフィティ、デビューした年に生まれた子がー、」
晴一「はい」
昭仁「ポルノと同い年ということで…」
晴一「なるほど」
昭仁「今年成人を迎えるということなんですね?
はぁ~あ、我々も長いことやっとるなそう考えたらなぁ…(笑)」

晴一「この子らはもうあれですよ、我々のこと歴史の教科書で見たみたいな感じの…
昭仁「はぁ、ほんまよなぁ」
晴一「人と同じことになっとるけね。そんな、偉いかどうかじゃなくて、もう…なんていうかな、昔からいる人」
昭仁「(昔から)いる人やね」
晴一「『織田信長』『ポルノグラフィティ』みたいなことになっとる…」
昭仁「うんそうそう。生まれたときにいたんでしょもーうみたいな。同時にいたんでしょみたいな」
晴一「そんな感じになってますね」
昭仁「なってます、はい」

昭仁「えー、成人式。どうでした?どんな、思い出があります?」
晴一「成人式…ほんとにまだ、何者でもなかったわけじゃけ当たり前やけど」
昭仁「うん」
晴一「バンドはやりよるけどみんな一応大学生だなんだ、同級生たちはなっとるけど、俺はなんでもなかったけえ」
昭仁「はぁ~」
晴一「なんかちょっとこう…まぁ肩身が狭いとまでは、20歳じゃけ考えてなかったけど、なんかふんわりした生き方だなぁという感じはしたな」
昭仁「そんな感はあったね」
晴一「どうでしたか」
昭仁「俺がよく覚えてるのは…その、どうしよ成人式スーツも何もないわぁってなって…じゃあ親が、『もうあんたもうちょっと頼むからちゃんとして』って言って、お金をくれたんですよスーツ買いなさいって」
晴一「うん」
昭仁「ね、甘えた20歳なんですけど。でもそれでスーツを買うでもなく、使い込んでしまい…
晴一「ほんまにぃ…(呆)」
昭仁「へっへへへへ(笑)」
晴一「ほんっまにお前…」
昭仁「ほんまに情けないやろ?」
晴一「情けないのお!」
昭仁「でもなんとかなんぼか残した、なけなしの金で古着屋さんに…大阪いっぱい古着屋さんあるから、古着屋さんでジャケットと、適当に合わせたけ上下揃ってないのを買って…(笑)」
晴一「お前それ…」
昭仁「帰って…(笑)」
晴一「あのー、あれで、ウシジマくんに借金するタイプの若者で…」
昭仁「あーもうやばかった、やばかったんだってもう…」
晴一「取り立てられるでそれお前」
昭仁「そう、やべー奴だったほんまに。みんな、きっちりしてたのに、自分はもう『これやばいわ、俺これだいぶエライところに行っとるぞ』といった覚えはあるな。そんなことを感じた覚えがありますよ」
晴一「…親が出した一張羅の金を…!
昭仁「ほんまにねぇ…!」
晴一「使い込む…」
昭仁「そんなんばっかりですよ!」
晴一「ほんっまに…」
昭仁「やばかったであの時ほんまに甘えとったなぁと思いますし…まぁ自分の息子がそんなことしたらもう…」
晴一「もうぶっさくるほんまに」
昭仁「ぶっさくるけどなほんまに(笑)
そんな形だったんですけども。
えー、関西の現役の大学生のリアルの声が届いているそうなんで、聞いてみたいと思います」

○2月で20歳になる、寝屋川市に住んでますとおこです。今実家に住んでて、親の世話になってる状態で、1人で今後生活出来る自信がないのが悩みで…
昭仁「なるほど」

茨木市に住むまいです。私いま実家なんですけど、将来一人暮らししたいなと思ってて。
昭仁「しなさい」
親がすごく心配性なんで、できるかな?っていう、悩みですね。

○来月20歳になる、神戸市に住んでるあかりです。音楽が大好きで大学でそういう勉強しようと思って入ったんですけど、日々どんどん時間だけが経っていって、自分のやりたいこともあまり見つかってなくて…音楽も、ほんとに仕事にしたいかもわからなくなってきて今、ずっと悩んでます。

昭仁「はぁ~なるほどねぇ」
晴一「まぁね。関西で…あのー、大学も多いからね。因島とかだったらとりあえず学校に、大学に行こうとするとね、家を出んといけんかったけど」
昭仁「まぁそうやね」
晴一「関西の人らは都会じゃけね」
昭仁「そうか実家暮らし…」
晴一「(実家から)で行けるんよね」
昭仁「はぁ~」
晴一「なるほど」
昭仁「どっちなんじゃろ?やっぱ1人暮らしはしたほうがええんじゃろうか?よくそんな議論になるけど。早く親元を離れてみたいなこと」
晴一「ゔ~ん…」
昭仁「そこで親への感謝みたいなんがすぐわかるもんじゃろうか?」
晴一「ん~…やっぱり自分で自分に飯を食わすっていうのはやっぱり、動物界では巣立ちとしては当たり前のことじゃけえ」
昭仁「ふふっ(笑)、まぁそうじゃなぁ!
でも難しいのが、20歳って学生じゃけ」

晴一「まぁ学生は、(実家に)おりゃあええんじゃない」
昭仁「そうやな、ま俺一応大学行きよったけぇさ」
晴一「うん」
昭仁「さっきの話、もう無駄な時間じゃったわけ。あの俺なんもしてないあの…もっとほんまに有効に使えたらもうなんぼでも使えた、時間…今から考えたら44(歳)になった俺からしたらあの時間はもっと有効に使えときゃあよかったなぁみたいなこと思うけえ、」
晴一「でもさ、それをよう…わかるよ。あるよ。今だってあるけど。
たとえば、その、20歳の昭仁くんところに45歳のおっさんの昭仁が行って『お前こうしよった方が絶対ええって!』って、言うたとしよう」

昭仁「うん」
晴一「それ聞いてた?」
昭仁「聞いてない聞いてない
晴一「そやろ?」
昭仁「うん。そういうもんだと思うんよ、おお」
晴一「言われたって、『でしょうね』って言うだけよきっと!」
昭仁「『へぇ~』じゃろね」
晴一「じゃからそうした方がいいよって言ったところで」
昭仁「せんもん」
晴一「で↑すよね」
昭仁「ですよね(笑) でも言いたくなるな。あの、大学生みたいな時代は、ほんとに時間を有効に使えたはずじゃけ。何をしてもよかった。まぁ勉学はあれやけど、いろんな多岐にわたる時間の使い方、海外に行ってなんかいろいろするとかいうのもあったわけやしそれはなかなか社会…仕事とかに就くとできなかったわけじゃん!
っていうある意味自由な時間だったわけだからー…ていうのはこう『うるさい!おっさん』って言われても言いたくなるわね」

晴一「うん」
昭仁「ま、でもうちらはそうやってそういう後悔みたいなことをするわけよ。おっさんになると、年を取ると、あの時こうしておけばよかったなっていうこと、まあ、なるべくないような…有効に、時間は無限じゃないんだよっていうね、有限なんだよってことはなんかこう言いたくなるわな」
晴一「『でしょうね~~!がっはっはっ』って」
昭仁「『あっはっは何言うとんの』って」
晴一「ってうまい棒食いよるわ絶対(笑)
昭仁「『なんぼでもあるしぃ』みたいな…うまい棒なんじゃ?(笑)」
晴一「ふふふ(笑) ま、若者に何言ってもダメよ。大丈夫、大丈夫」
昭仁「そのまま突っ走れみたいなことか。じゃあ次の曲にもそういうのはかかるな。その、新成人ね、の人たちへのエールの意味を込めて、脇目もふらず突っ走る若い時も必要だっていうことに、返します。ポルノグラフィティで、『Rainbow』」


♪Rainbow


昭仁「ではここで、今週も僕たちが過去に出演したFM802のライブイベントの秘蔵音源をお送りしたいと思います。
先週は2004年の『MEET THE WORLD BEAT』、このライブ音源をお届けしたんですけども。
今週は2014年、FM802が開局25周年の時、5年前っていうことですね」

晴一「はい」
昭仁「大阪城ホールで開催された『802GO! SPECIAL LIVE RADIO MAGIC』。ね、こちらのライブ音源があるということで覚えてますかこれ?」
晴一「覚えてますよ。」
昭仁「覚えてますけど…」
晴一「忘れた言うわけにいかんけえ覚えてます(笑)」
昭仁「そうやんなぁ(笑)
佐橋(佳幸)さんとかねぇ、いて一緒にやったっていうね…」

晴一「ああ!そうそうそうそう」
昭仁「(Dr.)Kyonさんもいてみたいな。豪華メンバーでやったみたいな、ことでしたよね?」
晴一「あれだ、箱バンだった」
昭仁「そうそう、佐々木久美さんがいたりとか」
晴一「佐橋さんが電話かけてきて『この曲どうやってやろう…ここ弾いてもいいですか』みたいな電話かかってきて『なっなっなんでも弾いてください』って(笑)」
昭仁「あはははは(笑) そりゃ言うわねなんでも弾いてくださいって」
晴一「すごい真剣に、取り組んでくださって…」
昭仁「ありがたいお話です。そのライブの中から、ポルノグラフィティで『ひとひら』、聴いてください」


ひとひら(LIVE!)



昭仁「はいっ、えー『ひとひら』聴いてもらいました」
晴一「はい」
昭仁「開局25周年の時のね、802のイベントで、やった曲ですね」
晴一「はい」
昭仁「まぁ素晴らしいメンバーで、ね、やらせてもらったんで、すごくあの…」
晴一「うん、クオリティ…」
昭仁「ね」
晴一「この後、僕は打ち上げにも参加さしてもらって…いろんな話ができて楽しかったなぁ」
昭仁「あぁ。ね、すごい、メンバーですよほんとに。ありがたい話でした」
晴一「このあとまた、先週に引き続いてクイズがあるそうです」
昭仁「はい」
晴一「ではここで一旦、CMです」



昭仁「FM802からポルノグラフィティがお送りしているYOUR RADIO 802、さて今週もこの企画行ってみたいと思います」
晴一「『ポルノグラフィティについて本気出して考えてみた』!」
(BGM:『幸せについて本気出して考えてみた』)
昭仁「はい。ということで20周年をいう節目を目前に、ポルノはポルノのことについてどれだけ答えられるかということでクイズが、」
晴一「はい」
昭仁「出題されます。とにかくEXTREMEのドラマーのことは、間違えたっていうのは」
晴一「ポール・ギアリーね」
昭仁「ポール・ギアリー」
晴一「覚えとこ!」
昭仁「えー、ありましたけれど今週はどうなんでしょうか?さっそく、行ってみたいと思います!」

第1問:これまでリリースした曲の中で、もっともタイトルの長い曲は?

晴一「えっ?」
昭仁「ええ?」
晴一「ちょっと待って、英語は?」
昭仁「あ、はい、はい。あっタイトルは言えん…まっしろな…灰に…あれ?」
ブッブー
昭仁「へっへへ(笑) これが、長いん」

第2問:次のイントロクイズ、早押しで答えんさい!

(イントロ)
晴一「はい!『NANANAサマーガール』!」
ピンポンピンポンピンポンピンポン!

(イントロ)
昭仁「はい!『ゆきのいろ』」
ピンポンピンポンピンポンピンポン!

(イントロ)
昭仁「…え!?」
晴一「えーとね、わかった。『NANANAウィンターガール』よ」
ブッブー
晴一「あ?あれ?」
昭仁「マジでわからん!何これ?はっはっはっはっはっ(笑)」
晴一「あっ…え?『NANANAウィンターガール』じゃないの?」
昭仁「マジでわからん…」

第3問:CDのクレジット表記が、カタカナの「ハルイチ」から、「新藤晴一」など、漢字表記に変わったのは何のシングル?

晴一「あっはっはっは!わからんわそんなの!」
昭仁「えっとねぇ、えーわからんなぁ…」
晴一「『サボテン』ぐらいじゃないの?」
昭仁「いや、あーでも…」
晴一「『サボテン』は違うかカタカナやった」
カンカンカンカンカンカン!

昭仁「わからんもんだねぇ…急にマニアックになった今週」
晴一「えー?あの曲なによ?」
昭仁「えぇー?これ答え合わせ…」
(『はなむけ』のサビが流れる)
晴一「あっ『はなむけ』か!あっそうか!」
昭仁「あ、『はなむけ』かぁ。わからんかったやつねあの、イントロクイズで」
晴一「うん」
昭仁「で、クレジットが変わったのが『ヴォイス』」
(BGM:『ヴォイス』)
晴一「あっそうですか」
昭仁「『名前が覚えやすいようにカタカナにしてたけど、もう覚えてもらえるだろうから』って言って変えたってうちらが談、話してるらしいんですけども」
晴一「カタカナがちょっとポップすぎたから、大人として、漢字にしようかと思ったのかな」
昭仁「そうやなぁ…」
晴一「ちょっとよくわからんけど」
昭仁「へぇ~。(曲名が長いのは)『真っ白な灰になるまで、燃やし尽くせ』か」
(BGM:『真っ白な灰になるまで、燃やし尽くせ』)
昭仁「これが言えんかったわ。長いのは知っとったけど(笑) えーなるほど」
晴一「Zombieのが超えたんじゃないの?じゃあ」
昭仁「ほんまや」
晴一「ちょっと数えて。Zombies are…」
昭仁「これちょっと審議ですよぉ。ほんまに」
晴一「審議ですよ。これ出題者が間違ってる…アルファベットはどうなんですか?」
(審議中) ブー
晴一「アルファベットだめなん!?」
昭仁「なんで?(笑)」
晴一「なんで?(笑)」
昭仁「確実に文字数としては多いよねぇ。ま、えっかぁ。えー?はい、わかりました。あともう1問あるんですか。OK、あともう1問!」

さて、今週はこの方に出題していただきましょう!
「どうもこんばんは、音楽プロデューサーの本間昭光です」
昭仁「あらま」
本間さん「今週はわたくしがクイズを出題させていただきます」
晴一「ご無沙汰しております」

本間さん「まず第1問です。覚えているかどうかわかりませんが、ある曲のサビで使おうと思ってた歌詞が、そこで使われずに別の曲になりました。生かされました。さて、その曲はなんだったでしょうか?」

晴一「いくつかある気がすんじゃけど…1個かなぁ。これわかるきっと」
昭仁「俺わからん」
晴一「えっとぉ…えっとね、たぶんね…」
カンカンカンカンカンカン!
晴一「ちょっと待ってちょっと待ってちょっちょっ考えさせて!ちょっ待って!」
本間さん「正解は…」
晴一「ちょっ止めて1回!止めて!!止めてぇ!」
(本間さんのメッセージが止まる)
晴一「たぶん…」
昭仁「(笑) そんなもんかクイズって」
晴一「いや『ミュージック・アワー』で使おうとしよったのを、『Century Lovers』…違うなちょっと待てよ…」
昭仁「でもまぁ初期の頃だよな。そんなことあったような気ぃするなぁなんか」
晴一「『ミュージック・アワー』がねぇ、じゃなかったかなぁ… ♪つーぎのせんねんのこいびーとたち…え?何かわからん!え?何にもわからん!」
昭仁「わからんのじゃん」
晴一「わからんかった!(笑)」
ブッブー
昭仁「わからんのじゃん(笑)」
カンカンカンカン!

本間さん「正解は、『パレット』です」
昭仁「ああ」
晴一「え?」
本間さん「元の曲がなんだったかは皆さんの想像にお任せしますが…あれはあれで、完成された曲だなぁと思っております」
昭仁「え、『パレット』のサ…」

本間さん「続いて第2問です。これも覚えているかどうかわかりませんが、Bメロ、Bメロですね、Bメロのメロディをレコーディングの最後の最後の最後まで悩んだ曲は何だったでしょうか?」

昭仁「え~!?」
晴一「あはははははは!」
昭仁「マニアックな…そんなんいっぱいありそうやけどなぁ~」
晴一「Bメロ…」
昭仁「Bメロ…?」
晴一「えー」
昭仁「『横浜リリー』?」
ブッブー
カンカンカンカンカン!
晴一「もっと初期なんじゃない?『アポロ』じゃない、『ヒトリノ夜』じゃない…えーとちょっと見つけようほんまに、本間さんに失礼だ(笑)」
昭仁「ふふっふ(笑)」
晴一「えーっと『マシンガントーク』じゃない…『Mugen』でもない…」
昭仁「全っ然わからんわぁ」
晴一「んあ゙ー」
昭仁「俺『今宵、月が見えずとも』で、はじめ作った曲から、『これBメロは絶対変えた方がいい』ってやり取りをすっごいして、『いやこれが絶対いいんです』『絶対これ長いから』って何回もやった覚えは、あるんだよ。でもそれじゃないんだよなぁ」
晴一「いや、ごめんわからん!」

本間さん「第2問の答えは、『アゲハ蝶』です」
昭仁・晴一「ああ…」
本間さん「最後まで、歌入れの時まで悩みました。今では良い思い出です。
はい第3問です」
昭仁「まだあるんだ」

本間さん「僕が個人的にこれが一番、金も時間もかかってるんじゃないかなぁと思っているミュージックビデオはなんでしょうか?」

昭仁「金も時間も…」
晴一「『アポロ』じゃないの?」
昭仁「えー、そうだろね『アポロ』だろね。それか…え、『ミュージック・アワー』はそうでも…あ『ミュージック・アワー』かも」
晴一「お金的には『ミュージック・アワー』かもねぇ~」
カンカンカンカン!

本間さん「個人的には『アポロ』が一番かかってんじゃないかなというふうに思っています。
時間としては『サウダージ』や『ミュージック・アワー』もかかってるなと思うんですけれども、やっぱりあれに勝るものはないかなぁといまだに思っています。いい時代だったんじゃないでしょうかねぇ」
昭仁「へっへっへっへっ(笑)」
本間さん「以上、本間昭光でしたー」

昭仁「へっ(笑) 本間さんの予測ってのが面白いね」
晴一「へへっへへへへ(笑)」
昭仁「金も時間も…金額がはっきり出るもんなんじゃろうけどほんとは。予測ってのがおもろいねこれね」
晴一「へへへへ(笑)」
昭仁「へーなるほど全然覚えてないわアゲハ蝶のBメロ…。まーこん時はまぁ…わからんよ?俺はすごくなんか…歌詞も書いてないけぇさあ、ある意味気楽なとこにおったんかもしれんけど。
なんか、俺の知らんとこでたぶんいっぱいこういう苦労を、このスタッフも含め新藤も含めいっぱいしてたんじゃ、ない?あーでもない…
俺は最後に歌うだけの、作業の人やったけさ。ある意味ね?」

晴一「んー。ただこれはまったく覚えていないな」
昭仁「いやまぁ本間さんとね、レコーディングしてもほんとに、あのバイタリティはすごかったもんね!」
晴一「すごい」
昭仁「夜中まで盛り上がって終わった!と思ってもあとここに何なに入れたい!ってもうテンション上がってるから、スタジオの奥からなんかいろんなもの引っ張り出してきてこの音録ろうとやったりとかさ。ねぇ、すごいよね」
晴一「風邪ひいとんのにどうしても…まぁこの日にやらんといけんっていう、プロデューサーとして仕事受けてる側の責任感もあり、プラス自分がやりたいってのがすごいあるけえ…」
昭仁「うん」
晴一「風邪ひいとんのにもうなんか頑張ってたことあったなぁ」
昭仁「あったなぁ。すごいですねぇ、本間さんね」
晴一「ありがとうございます」
昭仁「ありがとうございますわざわざ。はい、ということで、お願いします」
晴一「じゃあ、この曲のあいだに、この曲の何が何になったのか考えよっかな。ポルノグラフィティで『パレット』」


♪パレット


昭仁「聴いていただいたのは『パレット』。聴いてもらいました」
晴一「俺が覚えとんのはー」
昭仁「うん」
晴一「先週聴いてもらった『ミュージック・アワー』が、あの某飲料水のCMのタイアップいただいてて…」
昭仁「ああ」
晴一「で、♪Forever Fever なんとかの…って英語の歌詞に(サビの)頭をしたら、そのCMは『代々日本語だけの歌詞でいってるんです』って言われて、あーなるほどそうなんすかってまた書き直して、今の英語を使わない歌詞になったんですけど。僕らの次(の起用ミュージシャン)が、LOVE PSYCHEDELICOで」
昭仁「おぉん!」
晴一「全編、英語だったっていう」
昭仁「ほんまやねぇ…」
晴一「なんで書き直したんじゃ俺、っていうのはあった(笑)」
昭仁「歴史が変わる前の、話やね。ありましたけど」
晴一「はははは(笑) …それを思い出してました」
昭仁「なるほどねぇ。色々なことを…まぁ本間さんずっとビデオ撮ってたりしたからねぇレコーディングの風景を…」
晴一「撮ってた撮ってた、撮ってた撮ってた!」
昭仁「膨大な、記録があると思うから…」
晴一「あの、あれだHDDビデオので撮ってた!」
昭仁「先駆けよね。もう最新ので、撮ってた撮ってた」
晴一「うん」
昭仁「すごい資料があると思いますそういう意味ではね。はい、まぁいろいろ懐かしい話もありましたが。
ま、こっからは最近気になる曲みたいなことをお届けするということで、岡野昭仁が今日は…」

晴一「はい」
昭仁「ねぇ、サブスクリプションでチェックするみたいな話も先週もしたし…。でもなんかさぁ、新しいものに対するアンテナが立ちにくくなってるなと自分で…どうです?その辺」
晴一「いや、そう思いますよ」
昭仁「やっぱりそう?」
晴一「だって十分なんじゃもん。自分の中にもう、音楽の器があるとしたらもう十分入ってきとるけえ」
昭仁「あーいろんなことがね?」
晴一「その、学生の時とはやっぱ違うよ」
昭仁「違うね」
晴一「空(から)だった時とは」
昭仁「そうそう。急になんかね、俺どうやって新しいものチェックしてたんだろうって…ラジオであったり、雑誌ってものから得てたんだろうけど、それをこう自分がインプットする時間が少なくなってきてるなと思って。
で、最近それに危機感を持ち(笑)、どうしたらいいんだと思って、インターネットで『2018年 音楽 流れ』みたいにこう入れて、で見た中で出てきたのがこのバンドたちだったんだけど、日本のyahyelっていう…」

晴一「やいえる」
昭仁「yahyel。っていうバンドがあってまぁ、なんかその、いろいろ聞いてみて、世界スタンダードというか。聴いてこれ日本人って知らなかったら洋楽だなと思うぐらい」
晴一「うん」
昭仁「たとえばワンオクだとかさ、Suchmosだとか、そういう世界に実際行ってる、行きそうな(バンド)っていうのは、でもあの流れってメインストリームではないじゃん。バンドサウンドでっていうのは。もうちょっと世界のメインは、なに、トラックメーカーが作るもの中心だったりするみたいなことがある、そこにこう合致するような…yahyelは、バンドだなって思って。
なんかほんとに洋楽スタンダードを日本人が追うみたいな歴史はあるんだけど、それを知らずでもyahyelを聴くと、あっなんか普通にかっこいいじゃんみたいな、えっこれ日本人だったのってぐらい洗練されてて、脳内が揺らされるようなすごくこう…前を行ってるような。
映像もすごくかっこいいし、あーなんか日本の若い人たちでこんな人たちが出てきたみたいな(笑)、なんかそんなことを思ったりしてすごく僕はかっこいいなと思えるような人たちだなと思いました」

晴一「なるほど」
昭仁「それではyahyelで『Once』、聴いてください」


♪Once / yahyel

yahyel - Once (MV)



昭仁「ポルノグラフィティ岡野昭仁と」
晴一「新藤晴一がお送りしてきました」
昭仁「YOUR RADIO 802。まぁポルノグラフィティも今年で20周年ということでね。まぁ、2019年です」
晴一「はい」
昭仁「20年を迎えるひとつの節目ですがなんかこう目標とかあります?抱負とか。
これを俺が新藤に訊くんもおかしいけどなんか(笑)、目標あります?って(笑)」

晴一「目標…まぁ、こう当たり前の言い方になるかもしれないけど、20周年、ライブが多い年になると思うので…」
昭仁「うん」
晴一「ここまでやらしてもらったね、ファンの方たちにこう、今の自分らを見てもらう時間も多いと思うので…」
昭仁「うん」
晴一「なんかやっぱそれはすごくこう、『よかったな、応援してよかったな』っていう姿で覚えといてもらいたい年にしたいなと思いますね」
昭仁「うーん、そうだねぇ。なんか俺たちが思っている以上に、ファンの方はこうなんというかな、俺たちを広く受け止めてくれるというか。なんかこう、チャレンジのし甲斐があるというかね、すごく感じたりますけどね」
晴一「はい」
昭仁「はい。ちなみにね?以前雑誌で答えてた人生プラン。やったでしょうなんか」
晴一「『Papyrus』でね」
昭仁「そう。『Papyrus』でやった」
晴一「雑誌で」
昭仁「で僕は、45歳で『ポルノ、スタジアムツアーを開催』みたいな…」
晴一「おお、来年じゃない」
昭仁「来年ていうかもう今年よ、45歳やけぇ」
晴一「惜しい!」
昭仁「惜しいなんじゃ?」
晴一「惜しい、スタジアムツアーまでできんかった!」
昭仁「あっできんのじゃ」
晴一「アリーナツアーだった」
昭仁「ああ~なるほどね。今やってんのがね。とりあえずそうじゃなぁ~、アリーナツアーか。
で46歳は『ライブハウスを作る』って何を考えとんのじゃろうね。でもある意味面白いな。『ライブハウスを作る』」

晴一「まぁそりゃあええと思うけど、47歳で『4年がかりのソロライブを始める』って…ソロライブはやりゃええと思うんじゃけど、『4年がかりで島々を回る』って書いとるよ」
昭仁「いやー…」
晴一「どういう、どういう…(笑)」
昭仁「はははは(笑)」
晴一「どういう規模でやりゃあ…(笑)」
昭仁「まぁまぁ、苦労に苦労を重ねて考えた…なんか書いとかにゃいけんなって書いたやつ(笑)」
晴一「めっちゃええと思うんじゃけど…」
昭仁「島々回るって(笑)」
晴一「お前どう…(笑) いかだかなんかで回るんですかね?
昭仁「だろうね(笑) ひとり旅、みたいな、ほんまにまさしく(笑)」
晴一「(笑) ぜひやってもらえたら」
昭仁「あなた56歳で映画監督みたいなこと書いてありますよ」
晴一「なんで書いたんじゃろうね」
昭仁「ほら見てみい。わからんじゃろ」
晴一「映画監督ね~」
昭仁「映画監督なりたいですか?」
晴一「いや、なりとうない」
昭仁「なりとうないんかい!
晴一「いやいやでもあれはようしたいわ、じゃけえ、ミュージカルみたいなのすごい興味ある」
昭仁「あーなるほどね」
晴一「だから…音楽作れるでしょ、まぁポルノやっとるけ作れるでしょ。で、歌詞書ける、文字書けるでしょ。それと2つ合わせてあと総合表現としたらミュージカルってすごい…」
昭仁「なるほどね。演出もできるみたいな?」
晴一「まぁ俺が演出はせんでも、別に。ミュージカルとはすごい近しいことをやりよる、かなぁと思うのは思うけえ…」
昭仁「なるほど」
晴一「映画監督とはちょっと遠いけど」
昭仁「んー。でもまぁひとつ、改めて見て、ここにこう沿っていくのも、どっかで…面白いかもしれんね」
晴一「はい。じゃあソロライブ始めてください(笑)」
昭仁「島々の(笑)」
晴一「ふふふ(笑)」
昭仁「誰かついてきてくれるじゃろうか?(笑)」
晴一「利尻島からお願いします(笑)」
昭仁「あぁでも楽しそうやねぇ、その辺もねぇ。面白いかもしれない。
はい!ねぇ、お世話になってる802ですから、重ね重ねほんとにありがとうございます2週にわたり。
そして、ツアー中です。UNFADEDということで、どないでっかこれは」

晴一「まぁ大阪終わったばっかりですけどもね!あのー、3月まで続くので」
昭仁「そうですね」
晴一「ホールツアーと違って今回アリーナツアーの…1本1本のあいだが空くんで」
昭仁「そう」
晴一「そういう意味では流れでダン!ドーン!って行くってよりは、1本1本ちゃんとこう丁寧に」
昭仁「うん、そうですね」
晴一「やっていきたいなと思います」
昭仁「はい。ぜひ、来られる方はライブ会場でね、お会いできるのを楽しみにしておりますので!まだ2019年は20周年イヤーですので」
晴一「あるある、まだあるある」
昭仁「締めくくりもあると思いますんであまりいろいろ言うと怒られるんですけども
晴一「あるある」
昭仁「きっとなんかあると思いますので(笑)」
晴一「うんうん」
昭仁「その辺も楽しみにしていただいたら嬉しいなと、思います!
ということで、1曲ポルノグラフィティ聴いてもらうんですね?」

晴一「はい」
昭仁「映画の主題歌になっております『フラワー』聴いてください。
えー2週にわたり本当にありがとうございました。ポルノグラフィティ岡野昭仁と」

晴一「新藤晴一でした!」


♪フラワー