初めて陸に上がった魚の見た空は…?

好きなことを好きなだけ

カフェイレ 2019年9月30日 林檎がうまく描けたらいいなぁ

【ラジオ「ポルノグラフィティ晴一のカフェイン11」レポ】
※多少抜け漏れあります。

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いつか、「消費税って8%だったね」って懐かしく思う日が来るんでしょうか。
明日からね、上がりますね。


消費税増税前、最後の1時間です。君は買い残したものはありませんか?
…僕は駆け込みで買ったものはないですけど…最初に導入されたのが30年前なのね。3%、1989年に。
これ、言う人に言わすと、8%から10%で2%上がったって言い方するけど、税金自体は20何%上がったっていう、考え方になるんだよね?8から10になるということは…そうよね?
10%だと0.8%じゃけえ、20何パーね…
今浪さん「25%アップですねぇ」
25%アップ。
まぁ支払わないといけない税金は支払いますけどね、そりゃあね。ま当然のことを言いますけども。
有効に使っていただければと思いますね。

さて今夜のカフェイン11はのんびり構成。
今週もドームのセットリストの順の続きですね。オープニングナンバーはこの曲!


♪ Hey mama


あのー…先週、久しぶりの生放送やって…そのドーム前から時間があったじゃないですか。その間に僕も色々、ドーム終わってからも色々……チャレンジすることがありまして。
僕元々絵を描くのが好きなんです。あの、広島テレビハルイチノオトってのも毎回イラスト描いとるしね。
で元々、共働きで…うちの父ちゃんと母ちゃんがね?あの、うちの母ちゃんが看護婦やったけえ、ちょっと遅い時とかあるんよ。
で、そん時に広告の裏に絵を描いて、で母ちゃん帰ってきたら絵を見せるみたいな。それが俺のこう、机で絵を描くとか字を書くとかの原体験っていうかね。何かを書いて褒めてもらうっていうのが。それは文章でも絵でもそうで、引き続きこう…好きなものの中で。
文章の方は、ポルノで歌詞書かしてもらっとるとか、雑誌でやらしてもらったこともあるし、小説も書かしてもらったりして、少しはうまくなったと思うのよ。でも絵は、ずーっと落書きレベルだなぁと思って。ここ一念発起してちょっと、ちゃんとデッサンとか習ってみようと思って。
今浪さん「おー…」
今日のフリートークは長いよ。
今浪さん「はい」
…と思ったんです。
やっぱ、その作文レベルだった文章もやっぱり長いこと書いてたらうまくなっていくと思う。同じようにやっぱ絵ももうちょっとうまくなりたいなと思って。でアートスクールみたいなの行こうって、検索したのよ。で、家からある程度近いとことか、まぁ交通の便がええとこで。で1個行って…行ったのよ、体験レッスンに。
今浪さん「自分で調べて(笑)、自分ちの近所にっていう…」
そらそうよ。ま、近所じゃなかったけど、まぁちょっとよさそうなとこ?
今浪さん「はい(笑)」
行ったのよ。
体験入店…体験入店いうたらキャバクラ嬢みたいになっちゃう…
今浪さん「(笑)」
レッスンじゃないけど、行って。なら、まぁ色々こう、まず描いてみましょう言われるわけ。でポーンと林檎置かれて。紙置かれて。で鉛筆の持ち方こうですっつって。でまず描いてみましょうっつって。
その教室には、そのスクールには何人か人がおって…まぁ俺が行ったとこは10人20人ぐらいおったんかな?それぞれ…もちろん描きよるものは違うんよ。色つけよる人もおるし、デッサンしよる人もおるし。
で、こうまず、描いてみましょう言うけえ、こう林檎描くわけよ。それはそれですごい面白いの!
先生が他の生徒さんと同じように俺んとこ回って、「ここもうちょっとグラデーションつけたらどうですか」みたいなことやって。であっという間に2時間半ぐらい経つんよ。で、あー面白かったと思って。でそこに入ろうかと思うたんじゃけど、
今浪さん「はい」
もうちょっと、ね、慎重に調べてもうひとつ、人物(画)を主にやってる…
今浪さん「あー」
もちろん静物(画)、とデッサンって人物(画)があるんよ、やっぱりね。人物…やっぱ何描きたいかいうたら林檎より人物だなと思って。で、そっちも(体験レッスン)お願いしてみたんよ。お願いしてみて行ったらその日は、ヌードだったのよ。
今浪さん「ほぉー……いきなり1回目が?(笑)」
いきなり。
今浪さん「はい(笑)」
で、興味あるじゃろう?
今浪さん「おっほっほっほ、もう今、1/2でどっちだろうっていう(笑)」
興味あるじゃろ。
もちろんそこはコスチュームの時も…服着とる時もあるし、男の人も…男の人って少ないんだけど、我々あの、美術界では、やっぱ裸婦っていうのは大きなジャンルだから。裸婦は女の人ね。
服着てるか…でその日は裸婦だったんよ。で、なら…もう、ほんまにね、わかるじゃろ?なんて言うかな…どういう、ちょっとうまい例えが思い浮かばんけど、銀行員の人って、現ナマを見ても、そんなにそわそわしないのよ。
今浪さん「ああもう、言いますね」
その場ではね。銀行員の人も外出たらもしかしたら現金見たら「あー現金だ」って思うかもしれんけど、銀行ん中ではそんな思わんのよ。
と一緒で俺も、ちょっとそこまで純粋なやつじゃないかもしれないけど、そのアートスクールっていう場に行ったら、その裸の女の人っていうことが、やらしい目で見れんの、逆に。
今浪さん「はぁ~…」
全然。で、モデルさん自体も、もうあれじゃろ?もう全然あの…何じゃろ、あの人を思い浮かべるじゃろ…全っ然俺、今AVの人の名前が全然出てこんかったけど。
今浪さん「(笑)」
AVみたいなことやと思うじゃろ?
今浪さん「そうですね(笑)」
もうちょっと生々しいというか、生々しい女の人なわけよ。…生々しいって意味わかる?まぁその…
今浪さん「はい、自然な感じの(笑)」
自然な感じのね。な人なわけよ。で蛍光灯のもちろん下じゃし。で、それでこう林檎と同じように、「じゃあまず描いてみましょう」って言われるわけよ。
今浪さん「うん」
いや描くけど…。でも確かにそこは俺もね、
今浪さん「銀行の人になりきれてない(笑)」
まだ銀行員になりきれてないけえ、…その、ちゃんと見ていいのか悪いのか、でも見んとデッサン出来んしさ。
でも見えとるわけよ。色々な、ところが。
今浪さん「そうですよねぇ」
でもデッサンするために見んといけんわけよ。(笑)
今浪さん「はい(笑)」
でも、そこってそんなにこう、まじまじと見たらダメなとこなわけよ。その、銀行以外ではね。
今浪さん「うん…」
普通なら、ほの暗い部屋の中で(笑)、それとなくこれまでも見てきたかなってとこじゃけど、
今浪さん「はい、はい(笑)」
そんな蛍光灯の下でまじまじと見るもんじゃなかったわけよ。
今浪さん「うん…」
でも、まぁでも皆そうやってしっかり描きよるわけね、当然。こうぐるっとやって。
で、俺が何が言いたかったかっていうと俺がこういう今浪くんが欲してる下世話な話はないんよ。下世話な話じゃないんよ。
今浪さん「晴一くんがどの位置に座ってんだろう…とかしか考えてないですからね(笑)」
背中側だったんよ。
今浪さん「なるほど(笑)」
でもね、その…20分やって5分休むのよ。モデルさんが、ちゃんとポーズ取っとるし…
今浪さん「はぁ、はぁ」
で、普通に女の子座りして肘を椅子にかけるみたいなポーズしとったんじゃけど、それでも20分そのポーズやるって相当大変なわけよ。動いちゃいけんのやもん。で20分やって5分休憩して20分やって5分休憩してみたいなのを、6セットくらいやるのかな?
今浪さん「へ~!」
それが驚いたのが、その5分休憩するじゃん?モデルさんが背伸びとかするじゃん?でもっかい5分経ったら「お願いします」ってまた始まるんじゃけど、座るじゃん。ちょっと高い台のとこに座るんだけど、まったく同じに座るんよ。
今浪さん「あっ、5分前と?」
そう!
今浪さん「へぇ~」
すげえ…椅子にこう、背筋伸ばして座るわけじゃないんよ。ちょっとこう、しなを作って脚もちょっとこう絡ませる…絡ませるというか自然な、自然にこう人魚みたいな座り方するじゃん。それって、おんなじ角度にするって超難しいと思わん?3Dで同じ角度にするんよ。
要するに、わしのとこから見たら、肩甲骨の角度が一緒じゃないといけんのよ。
今浪さん「はい」
それがずれとったら描けんわけじゃんもう。で、例えば足の裏の向きとか、傾きとか、角度とか、がまんまずれっとったらもう描けんわけよ。
今浪さん「うん」
それまっったく同じに座れるんよ!
今浪さん「6セット?」
すごくない!?
今浪さん「トレーニングがあるんですかね、それなりの」
まずじゃけえその20分おんなじ姿勢をしとかんといけんけえってことで体幹がすっごい要るんだって。じゃけダンサーって人も多いんだってよ。ダンサーやりながら副業でやってる人も多いじゃろうし…
えっと、その人も美術(畑)の人、もあるんだって。美術の人ってどういうことかっていうと、どう描かれているか意識できるという意味合いなのかな?美術やってる人がヌードのモデルさんもやってるってこともあるんだけど…
それが、感動的で。おんっなじ脇の皺なんよ。
今浪さん「そこまでいくともう、すごいですねぇ」
どうなっとんこの人?って言うくらい。て言うねぇ…
林檎のことをしゃべった10倍の時間を使ってヌードの話ししましたけど。
今浪さん「(笑)」
まぁでもちょっとヌードは早かったな。やっぱり林檎描いて、丸描いて三角描いて四角描いてかなぁって思うけど、とにかく、あの…ほんまに、それも、みんな想像できると思うけどやっぱ絵を描く時間って、無になれるしねほんまにね。これはちょっとやれたらいいなと思ってる、次第…
コツコツと趣味程度によ?趣味程度によ、すぐ個展だなんだとかそんなのないよ!趣味程度に、うまく林檎が描けたらいいなぁと思う今日この頃です。


♪渦


ゲーム好きな君にちょっと質問

君は人気ゲーム『ドラゴンクエスト』の世界観を楽しめるアプリ、『ドラゴンクエストウォーク』をやっていますか。

なんかこれ最近すごいよく聞くわあ。
今浪さん「あの、ポケモンGOドラクエ版のようなもの、ということで…」
なんか、え?歩くだけじゃないんだ。
今浪さん「歩いて、そのあれですね。現れる…」
結局モンスターを捕まえるんじゃ。あーあの、タレントさんがやってる…有吉(弘行)さんとかがやってるのとかでツイート見たり。
今ね、ほんまにね、デッサンもそうじゃし、英語もそうじゃし、ほんまめっちゃ忙しいわけよ、俺。
今浪さん「うん」
レーニングもせんといけんし…もうゴルフやる暇がないくらいの、時間を過ごしとんじゃけど、こないだの誕生日ん時に、マネージャーの方たちからね、ゼルダ…結局名前なんだっけ?不思議の島?『夢をみる島』?の、Switch…ほんま今一番わしにくれちゃいけない物…俺あっさり全てを放棄するよ。
今浪さん「あっはっはっはっは!(笑)」
ふふ(笑)
いやいやじゃけ、ばっちり合っとんじゃけどね。俺の物欲とばっちり合っとんじゃけど…今ゲームやったダメだなぁ。ほんとにダメだなぁ。全てが蹉跌するなぁ。


《月刊音話》

メール:9月8日のドームライヴに行かせていただきました。そこで気になったことがあります。2009年の初ドームライヴにも行かせていただいたのですが、気のせいかもしれませんが、音の反響(ボワンボワンと時間差で来るやつ)が、音響技術の向上等があったのかよりストレートに音が届いてキュッとしていた気がしました。
どちらも私は2階席で、たまたま似たような席でしたが、音の感じが前と違う感じがしました。2階席とアリーナのお客さんの手の動きの時間差、音の時間差の違いがドームライヴの規模になるとより鮮明になってすごい迫力がありました。

そうですね!まさに、この方がおっしゃっている通り、やっぱスピーカーもすごい(性能が)向上していて。この10年間でも、この5年間でも、3年間でも。
で、昔は、俺ドームにエアロ・スミス観に行った時に…これどれぐらいだろ、15年くらい前なんかなぁ。観に行った時に…エアロって大好きだし、どの曲もイントロドンで当てれるぐらいよう聴いとんじゃけど、ほんまそのエアロの曲が、サビにいってやっと「あ、あの曲か」ってわかるぐらい。ぐわんぐわんで音が悪かったんよ。
今浪さん「うん」
それから比べたらやっぱスピーカーが…ちょっと、俺も専門的なことはよくわからんけど、音響技術的なことは。とにかく、うちのPAの人も、スピーカー良うなった良うなったって言うね。
で、昔で言うとドームだとディレイタワーっつって、客席の中にもういっこスピーカー吊らんといけんかったんじゃけど、
今浪さん「うんうん」
それも要らんなったし。それはなんでかっつったら、音がよく飛ぶようになった。音の、直進性が上がったっていうか…そんなこと言いよったけど、音に直進性なんてあるのかどうかちょっと俺にはようわからんのだけど。
今浪さん「直進性のある音を飛ばせるスピーカーが出来たってことなんです?」
そうそう。
今浪さん「へー」
じゃけスピーカーどんどん…ま、ポルノの今回のライヴ観に来てくれた人はわかると思うけど、ほんとに照明ってわかりやすいじゃん。
今浪さん「うん」
いろんな新しい技術がいっぱいあって…要は昔は動かんかったんじゃけ。
今浪さん「そうですね(笑)」
BOØWYのライヴなんて、チカチカしかせんかったけえ。
それが今あいだけぐわんぐわん動いて、色も変わってってとこから言うと、照明の技術の進化ってのはわかりやすいかもしれんけど、この音響もおんなじスピードで進化している。だから、ドームも、やっぱ音楽をしっかり聴かせられるような、場所になったんじゃろうね。
それこそ昔BOØWYの頃なんて…BOØWYはドームでやったのかな。あれよ、もう、ステージの脇にもうスピーカー積んどったからね。
今浪さん「あ~、積んでた~昔」
そうやろ。
今浪さん「うん」
でも今上に吊っとるじゃん。
今浪さん「うん」
ちょっとRのついたやつが。やっぱこれがすごいんよ。これがすごいって言ったのが約10年前よ。
もうスピーカーの、物量も少ない、ちっちゃいし、音の直進性も上がってるっていう。そうなんですよ。
いうのがね、よくお気づきで。

そんな中ね。スピーカーがこうやって、性能がどんっどん上がってきよんよ。
今浪さん「はい」
どんどんね。でも、ギターアンプってあるじゃん。
今浪さん「はい」
でっかいの。後ろに背負ってる。3段積みとか自分の身長の大きさまであるみたいなのが…アンプね。これって何のためにあるかって言ったら…PAっていうのはやっとボーカルだけを大きくできるもんじゃったんよ。その昔よ。60年代だ、50年代だの時よ。でギターの人は自分で音出してくださいねっていうアンプなわけよ。わかる?
それが、今や…これ途中からマイクで録り出したんよ。ギターアンプって。で、そのギターアンプのスピーカーで再生したのをマイクで録ってまたこのでかいスピーカーで再生するわけよ。
今浪さん「はい」
ほんとはこっちはもっとちっちゃくてもいいんだし…
今浪さん「うんうん、ギターアンプがね?」
うん、ギターアンプだけ、50年代と同じ法則を使ってるっていう…今すごい、なんか不思議なところなんだよね。…意味わかる?
今浪さん「この20年、アンプ側が…」
じゃけあれになったんよ?あのー、ラインで出す、ンプシミュレーターみたいなの今全盛なんだけど、じゃけもうスピーカーシミュレーターで、アンプシミュレーターをすくってこれをこのままケーブルで、外向きのスピーカーに繋いで…もちろんその間にPAが通ってるんだけどね。
今浪さん「でっかいの通して、うん」
それの考え方はまっとうなんじゃけど、でも半々以上に、昔ながらの、馬鹿でっかいアンプで音を出した方が、ギターは音がいいっていう…俺もそう思うんじゃけど。
今浪さん「ああ…職人の、ところありますねぇそれ」
このちょっと、若干の矛盾してる今の状況ですよね。


♪俺たちのセレブレーション


ちょっと質問

プロ野球ペナントレースからクライマックスへと移っていく中で、選手の引退の話題も多く目にするようになりました。
カープからも主力と言われた選手が引退です。

永川ね。…こんな、一覧になってるな。こんなに。
今浪さん「はい。今まで出ている…」
メッセンジャーね!やれるんじゃないかなメッセンジャーまだ。
上原はシーズン中盤?ぐらいにやめましたね。畠山ねヤクルトのね!あの、こういう構え方…
今浪さん「はっはははは」
ちょっと言えんけど。
福浦も長いことやったねロッテのね。もう、40なんぼでしょこの人。俺と同い年くらいじゃないかな。
今浪さん「そうです。現役最年長でしたね」
最年長だよね。
いやー…名選手が、赤松もね、胃がんになって2軍とはいえプロ野球選手だからね。
今浪さん「うん」
胃がんになってそれを手術して、もう1回プロ野球選手に戻れるって…
あの阪神の…
今浪さん「原口」
原口か、キャッチャーの。すごいよ。
で永川も…俺永川って、カープ知らない方はアレかもしれんけど、10年ぐらい前のカープの抑えの選手…まぁあんま強くない時だったから、そういう意味では胴上げ投手とかになってないんだけど、で永川10年くらい前に怪我して。怪我してなかなかこう、調子が上がらずに1軍にも上がれなかった時期なんじゃけど、
その時期にやっぱ…俺ツアーでジョギングするんよ。広島ってこう川沿いにジョギングコースみたいのがある、長いのが。でそこをこう朝、夕方走りよったかな?ほんまに、黙々と走ってる、寒い時期の永川がおって。そういや今シーズン永川全然見んかったなぁとか思いながら。
俺はわかるけど、楽しみで走りよるけど、あの人らそうじゃないわけじゃん。
今浪さん「うん…」
2~3回見たことあるんじゃけど。影の努力みたいなんをしても必ずしも大復活できるわけじゃない…まぁ去年は投げたんじゃけどね。
ま、プロ野球選手も華やかだけれどもやっぱり、影ではすごい大変なんじゃろうし、こうやって、ねぇ、「今年引退する選手です」って名前が挙がってくるような選手になる人も一握りじゃけね。
はい。お疲れさまでした。


《晴一の辞書》

何気にメールが多いこのコーナー。リスナーのお題に僕晴一が考えを語っています。
メール:晴一さんに訊いてみたい言葉があります。それは「堕落とは」です。
私は自慢じゃないですが堕落しすぎている時間が多くしかもそれが大好きです。日曜の午前中など、9時過ぎに起きて13時ごろまで延々とベッドで寝転がっているのもザラです。何もしてない時間は「堕落してんな~」と思います。後で後悔するんですけど、またやってしまいます。
晴一さんはそんな堕落をしている時間ってありますか。

ん~、難しいなこれ。堕落よね?…こう書いてみます。

「堕落とは」を晴一の辞書で語るのは、パスである。

今浪さん「ひゃっはっはっはっはっ(笑)」
いやこれ難しいよ。こんな、9時から13時までゴロゴロしてて、「ゴロゴロしてて私って無駄な時間過ごしてるな」って考えられる人は堕落じゃないからね。
今浪さん「うん(笑)」
堕落いうたらもうちょっと、哲学用語だから、そっちの方の用語だよねこれね。
今浪さん「うーん」
文学とか…もっとこうほんとに、自分を落として地べたから見上げた世界がどう見えるかとか、そういうタイプの言葉だから。
大丈夫、もうメール主さんがね、今言うたように4時間ぐらいベッドでゴロゴロして、堕落してんな~と思えるっていうことは、まぁその4時間ベッドでゴロゴロはまず堕落じゃないし、
堕落してんなぁってちょっと自己反省が入る時点で堕落はしてないから。
今浪さん「ふっふっふっふっふっ(笑)」
あれだよね。開高健の代表作を調べて本とかだよね。なんだっけな…開高健の代表作を調べて。
…堕落に近いことが書いてるね、代表作よ。『輝ける闇』か。と、『ベトナム戦記』じゃろ?
もしその堕落の一端みたいなことを知りたかったら開高健の『輝ける闇』とか読むとね、ほんとに堕落しとるよ!
今浪さん「う~ん」
ほんとに。1冊堕落しとるけえ。
今浪さん「はっははは(笑) 堕落が1冊になってるのすごいですねぇ!(笑)」
いや、堕落とは何か、『輝ける闇』が堕落を書いたものかどうか…評価は俺にはようわからんけど、まぁその堕落?底辺に行って、いま自分を見つめるとか…みたいなことがわかるよ。
ちょっとパスだな、難しいなこれは。


メール:晴一さん、「アンガーマネジメント」とは晴一さんにとってはなんでしょうか。私は今37歳です。ずっと若手でしたがいま会社で若手が下に2~3人つくようになって、前よりも怒りそうになる場面が増えています。いけないなぁと思うんですがアンガーマネジメントがうまくできていません。
学生時代は後輩にも怖がられたことのない先輩だったんですけどね。どうしてか今はよく怒ってしまいます。

アンガーマネジメントってあれじゃろ?怒りをコントロールすることやろ?う~ん…とは?アンガーマネジメントとは?何々である?怒りをコントロールすることであるって言ったらそのままやしのう。
あ~…なんでしょうねぇ。う~ん…あ、わかった。
晴一の辞書、こう書いてみます。

「アンガーマネジメントとは、怒りを抑えることだけではないのじゃないか」である。

今浪さん「う~ん」
ま、怒りって言ったらアレじゃけど、やっぱ言わんといけん時ってあると思うんよ。俺。
今浪さん「うん…」
やっぱこう…例えば、部下にでもええし、知り合い、友達にでもええけど、「俺はこれを大事にしている」っていうことが、その大事の重要度があるじゃん?それを他人に理解してもらえん時があるじゃん?…わかる?
今浪さん「うん」
俺は、この時計を大事にしていると。だからこの時計には触ってほしくない、と例えばするじゃん。
今浪さん「はい」
でも「あーはいはい」っつって。話しただけじゃけど「はいはい」っていう感じじゃけど、それに…たとえばこのシチュエーションで言うと、友達はそうでも、そんなふうに思ったけど触ってしまったと。「それ触るなって言ったじゃん」と。で一段階俺の重要なものを友達に伝えるんこれ。
で3回目触った時にはそれは怒らんといけんのよ。で自分の大事なもん…これがいま時計って言ったけちょっとようわからんけど、家族でもいいし…仕事上での、ほんとにここは大切にした方がいいっていう、その人のこだわりというか…だったり。わからんけど。
そういう意味でその人にとって絶対大切だと思うもの?ま、怒らんといけんのよ。大事なもんをその人と共通(共有?)させるために。
それは、例えば子どもに「川に近寄っちゃダメだよ」って言うのと、「帰りにコンビニ行っちゃダメよ」って言うのは、言い方変わってくるわけよ。当然そうじゃん。
大事なこと、重要なことに対して、語気っていうのは絶対上がってくるんよ。
だから、何がなんでも怒っちゃいけんっていうのがアンガーマネジメントって意味なんじゃと思うけど。「怒ったら、ゆっくり深呼吸して」みたいなやつやろ。
今浪さん「6秒耐えましょう、とかね」
でも、言わんといけんことと言うべきことってのは区別せんといけんし、言うべきことはしっかり言っていく。それを相手に理解してもらうっていうのがまぁ、アンガーマネジメントのひとつなんじゃないかなと思いますけども。
アンガーマネジメントとは以上です。


♪ジレンマ


エンディング

・12月25日 20th Anniversary Special Live Box発売
 詳細はオフィシャルサイトにて随時発表
・出張ポルノ展 広島PARCO、大阪HMVミュージアム心斎橋にて開催
広島テレビ『テレビ派』にて「ハルイチノオト」担当

はい、ちょっと時間があるんでふつおた
メール:ここ最近のラジオや、趣味の文具箱に影響され、このたび万年筆デビューしました。
ずっと憧れてはいたのですが、私は左利きなのです。昔、母の万年筆を借りてみましたが、インクが出なかったり紙が破れたりして書けなかったのであきらめていました。
『趣味の文具箱』で晴一さんのインタビューに触発され検索してみると、なんと左利き用の万年筆が!

晴一「知らんかった俺、左利きと右利き違うんじゃね!俺も不勉強だなぁ。知らんかった。へー」
しかも入門にやさしいお手頃価格のものがありました。もちろんすぐに注文。届いてからインクが浸透するのを待ちわびそっと書いてみると、なんとバッチリ書けました。インクが出るし紙も破れない。晴一さんのお陰で憧れの万年筆デビューをすることができました。幸せです。

いやー、でもこれ説明ができんからね。なんで万年筆で書くのが気持ちええかとか…
うーん…フリートークでも話したけど、鉛筆でデッサンすると、シャリシャリシャリシャリシャリ…ってこう…それがもう、アルファ波なんじゃろうね。
今浪さん「(笑)」
シャリシャリシャリ…シャッ、シャッ、シャッ、シャッ、シャリシャリシャリ…
今浪さん「あー気持ちいいーってなるんです?(笑)」
もう、そっちのが気持ちいいよ。
万年筆、右利き用と左利き用と違うんじゃね。削る角度が違うんかな。
ぜひ、万年筆沼に、どっぷり浸かってみたらいかがでしょうか!


10月ですね、明日から!



ディレクター谷脇さんの放送後記

9月30日の放送

消費税が10%になる前
ラスト1時間のオンエアでした。

みなさんも、
8%中に何か買い物を
したものがあれば、
ぜひ、聞かせてください。

そういえば、
晴一がTwitter
アップしていた
打ち上げに、
僕も、今浪君と
参加してました。

懐かしいスタッフの
顔もあって、
楽しい時間でしたよ!

また楽しい時間といえば
晴一のデッサン話。。。

1回目はリンゴで
2回目はヌード!

ヌードって、
アートスクールの場では
恥ずかしくないんですね!

しかも、蛍光灯の下で
まじまじと
ヌードの女性を見つめて
デッサンしている感じを
想像してみてください。

そして、ぜひ一度、
自分がデッサンされる側の
モデルになったつもりで
じっとしてみてください。
多分、我慢できないと
思います。

身体の角度も、方向も
髪の毛のなびき方も...
大変な、バイトだと思います
ご苦労様です!

来週は、ついに
大物ゲストが2週にわたって
カフェイレに出演します。

こうご期待です