初めて陸に上がった魚の見た空は…?

好きなことを好きなだけ

カフェイレ 2019年12月2日 バレットジャーナルで物理的な安心感を(ブロガーMarieさんゲスト回①)

【ラジオ「ポルノグラフィティ晴一のカフェイン11」レポ】
※多少抜け漏れあります※

「箇条書き手帳」でうまくいく はじめてのバレットジャーナル


はい。言わずもがな、12月…入りましたね。


12月に入りました。このOAで流れてる頃には流行語大賞も発表されていたり、だんだん年末モードです!
年末ですね。ほんとに。流行語大賞…まだノミネートも出てないの?
今浪さん「いやノミネートだいぶ前に出てますね」
あ、大賞が発表されるかどうかいうことか。
今浪さん「そうですね。このOAの頃には出ているんじゃないかと」
なるほど。
まぁ、今年も終わりますね。毎年終わるね。
今浪さん「はい」
あのね、ほんま…この感覚をうまく言葉にできんのやけど…いや言葉にすると当たり前すぎて、たぶん、1年…正月の時に、うすうす、この1年もすぐ終わるなって気づいとることない?
今浪さん「ああ…35(歳)ぐらいからその感覚相当強くなりますね(笑)」
そう、当たり前なんじゃけど、1年終わるなって。でこの時期になって、「ああやっぱり終わったな」っていう、この「うすうす気づいてる」っていう。
今浪さん「はい(笑)」
これ言葉にしたらね、当たり前なんだけど、これ、あのロンドン行った時も、これ話したかわからんけど、1ヶ月、頑張るぞ!不安もいっぱいだけど…でもその時点でうすうす、この1ヶ月終わって、終わる時に「あっという間だったな」って言うんだろうなって気づいとるわけよ!
今浪さん「はい」
なんか、自分は…あの、ほら、こう船に乗って、まだ見ぬ世界に漕ぎ出したみたいなとこでいたいのに、うすうすその先がわかってるっていうか。
ロンドンに…海外に初めて留学しとんのに、なんかこれが大人になってるっていうことなのか…
今浪さん「そうでしょうねぇ」
想像もつかない明日へレッツゴーって言うけど、うすうす想像はついてるこの45歳っていうか…
今浪さん「そうですねぇ(笑)」
これが20歳18歳の時に、大阪出る時とか、東京出る時とか、たとえばデビューする時とかって、ほんとに想像しなかったわけよ。どんな明日が来るか。
今浪さん「その年がどんなふうに終わるかわかってないですね(笑)」
そう。いや、…18歳の俺に、その時って1997年ぐらいよ、この97年って終わると思う?って言われたら…ま、訊いたら、そりゃわしもアホじゃないけえ、「あーまぁ終わるんは終わるんじゃない?」ぐらいは思うとるかもしれんけど、…言われんと、終わると思ってないよね。
今浪さん「そうですね」
ほんとにまた違う何か、世界に行こうと思えるけえ、無限に広がる1997年があると、感覚的には思うけど…これわかります?リスナーの皆さんわかってもらえます?この感覚…
今浪さん「同世代リスナーの人はみんな今『わかる』って思ってると思います(笑)」
まだ見ぬ明日よりうすうす気づいてる明日って思っちゃうけえ、…留学までしてもそう思っちゃうんじゃけえ、あれなんなん?
今浪さん「何をもってしてあれなんですかねぇ?」
見果てぬ未来が…これ良いか悪いかはともかくよ。良いか悪いかはともかく、見果てぬ何か、まだ見ぬ何かに、やれるんじゃろう。
今浪さん「Go to the moonですかね(笑)」
…月か~。
今浪さん「はっはっはっはっ(笑)」
月かぁ…そうか月…ロケットん乗ったら「これ1週間後に帰ってくるんだろうな」って思えんかも。
今浪さん「何%か帰ってこれないですよね?」
帰ってこれんかもしれんし、もしかしたら月の裏に、もしかしたらなんかおるかもしれんしね。なんか基地があるかもしれんとか、それぐらい?までせんとムリ?刺激をもらえない?俺たちは…
今浪さん「アポロの、例えばデビュー何周年版のMVを改めて月で撮ることになりましたと。(笑)」
うん。(笑)
今浪さん「なのであの、お2人ちょっと飛んでいただいて…っていうのがあるとしたら(笑)」
そうなると、確かに見果てぬあれだねぇ…
今浪さん「はっはっはっ(笑)」
とか、タイムマシーンとかかぁ。
今浪さん「んー」
とか、まぁ…雪山に登るとかね。
今浪さん「ああー」
でも命賭けんともうダメってことか。
今浪さん「だいぶそうですよねー」
もしこう三ツ星のレストランに行っても…まぁ行ったこともあるけど、それじゃダメなんか。
こっからめっちゃおいしいもんは食べれるけど、おいしいもん食べてコーヒー飲むんだろうなってのはうすうす気づくだろうしね。
今浪さん「満足して帰るんだろうなってね(笑)」
…考えよう!なにー?あと何?
今浪さん「(笑)」
ほんまに…先がわからんすぎてドキドキしてしまうの…それか、素晴らしいエンターテインメントのものにはあるんよ。
今浪さん「うん」
この時間っていうのが、例えば1時間なり2時間だけど、その中で時間を忘れる瞬間とかこのあと何があるんじゃろうって想像つかないとか。の、そういう感覚があるんが素晴らしいエンターテインメントだと思うんよ。
だけ、えっと、5分の歌にもそういう瞬間があるし、2時間の映画にもそういう瞬間があるし、だから、…そういう作品がいいと思うし、逆にこう、俺たちライヴやってて、2時間ぐらい曲やるわけじゃん。リハーサルからライヴやるわけじゃん。これ2時間ね、立って、重いもんもって立っとけって言われたらしんどいけど、演奏しよるとね、その2時間がまぁいい、プレイの日の時はすぐ経ったりするんよ。
そういうことあるじゃん。
その3分とか5分とか、時計の時間ではない時間の過ぎ方がする…だから伸びたりもするわけ逆に。
今浪さん「はい」
たった8小節しかないソロなのに、すごい気持ちよくて伸びたりする。じゃけ時間の尺度が変わるっていう。まだ見ぬ何かよね?
今浪さん「うん」
だからそういうのがエンターテインメントのいいとこだなぁと思うし…なんかとりとめもない話ししましたけど…「うすうす気づく」言うのがなんか、
今浪さん「(笑)」
うまく言語化したいなっていうのは思いますけどもね。

さて今夜のカフェイン11は突然のゲスト!僕晴一も前から気になっていた、とあるジャンルのスペシャリスト!Marieさん!
ブロガーのMarieさん初登場のプログラムです。どんなジャンルのブロガーかは、このあとじっくりお話ししたいと思います!


♪BLUE SNOW


では、本日のゲストお迎えいたしましょう!この方です!
Marieさん「こんばんはー、Marieです」
晴一「はい!お忙しいなかありがとうございます!Marieさん。とりあえず僕から、リスナーの皆さんにご紹介しますね。
えーと、ブロガーって紹介でいいんですね?あの、僕が半年ぐらい前ですかね、1年ぐらい前ですかね、メモ術として、バレットジャーナルっていう、方法って言い方でいいんですかね」
Marieさん「そうですね、ノート術…」
晴一「ノート術、まぁメソッドみたいなのを、実践したらすごく思考の整理ができていいなーみたいな話をしてて、あまりにいいもんだからこの専門家の人に話を聞きたい、ってなった時に、これを考えた人は?アメリカの人なんですか」
Marieさん「そうですね」
晴一「アメリカの人で。なんかその人の本は、1回読ましてもらったんですけど。日本にもこのバレットジャーナルってものにすごく造詣が深い人がいらっしゃるっていうことで、Marieさんにたどり着いたという、ことなんですけれども。
Marieさんは、このバレットジャーナルについての、まぁブログ書かれたり本書かれたりするだけではなく、多言語学習者。多言語学習者って何ですか」
Marieさん「えっと、元々中国語を留学したりして勉強してて…その後英語をいって、韓国語いって、ベトナム語とか広東語とかもかじって~っていう感じで」
晴一「はぁ~…最初ビールいって次焼酎いってみたいな感じで言うけど…(笑)」
今浪さん「(笑)」
Marieさん「ちゃんぽんなってます(笑)」
晴一「今、日本語入れたら?」
Marieさん「いや、ちゃんとまともにしゃべれるのが4(ヶ国語)かな。日中韓英」
晴一「別に旅行に行っても困らないぐらいで言うと?もうちょっと入ってくるわけでしょだから」
Marieさん「あーいやどうだろう…いやでも基本、その4ヶ国語あったら結構足りちゃうので」
晴一「あー、なるほど。なるほど、え?もう1回…広東語?えっ広東語って中国語…」
Marieさん「いや中国語、いわゆるマンダリンですね、北京語」
晴一「北京語」
Marieさん「が、一番得意でー」
晴一「はい」
Marieさん「で英語、から旅行行っておいしいもの食べれるくらいに韓国語」
晴一「韓国語。で日本語」
Marieさん「はい」
晴一「なるほど。これあとスペイン語ぐらい行きゃあもう…」
Marieさん「そうなんですよ。狙ってるんですよ」
晴一「スペイン語ね。まぁポルトガル語があってもええけどスペイン語がありゃまあ、世界だいたい…」
Marieさん「そう。どこ行ってもおいしいものが(笑)」
晴一「(笑) おいしいもんがって考え方ね」
Marieさん「そうですね、ふふ」
晴一「確かに。どこでも中国料理と韓国料理はおいしいですもんね」
Marieさん「おいしいです」
晴一「まぁうまいもんで言うとあとインド…」
Marieさん「はぁそうですねぇ」
晴一「世界で言うとねぇ。でもまぁ幅広く、色々…これどっちもブログにされてるんですか。言葉も、こっち(バレットジャーナル)も?」
Marieさん「そうですね!」

晴一「今日は、ブロガーとお呼びしたいと思いますけれども、ブロガーのMarieさんに来ていただいております!
まずこのキーワードを紐解いていきたいなと思います。『バレットジャーナル』。
これ、リスナーの中で僕がこのラジオで喋った以外にバレットジャーナルって言葉を聞かれたことがある方いらっしゃるもんなんですかね。僕は知ってますけど結構メジャーな方法なんですか?」
Marieさん「結構SNSとかで、やっと最近は広まってきていると思います」
晴一「メモ術、ノート術ってのは本屋さんで時々見ますけど…やっぱりこう、ポピュラーな、考え方というか…何種類もあるんですか?メモ術いうのは」
Marieさん「なんかバレットジャーナルも、そもそもの、こう『思考を整理する』っていうところと、ちょっとこう、流れが変わってきて、『おしゃれなノートを作る』方法と分かれてきてて…でSNSとかだとノートが映えるので、そういう綺麗な、バレットジャーナルが人気が出てきたっていうところはありますね」
晴一「そうなんですよね。僕文房具好き…だいたいこの守備範囲ってあるじゃないですか。文房具好きなら書くのも好きで、だいたいノートが好きになったら…みたいな守備範囲なんで、だいたいメモ術とか見たら、やっぱおっしゃったこと反芻することになるけど、サラリーマンが出世するためのメモ術みたいな本もいっぱいあるけど、このメモすること、ノート自体をデコるっていうんですかね、それをして楽しむってジャンルもまたあるんですよね。
それはやっぱ車で早く走るのがいいって人と、やっぱおしゃれなのとかヴィンテージカーが好きだとか、それは車でも違うみたいなもんで。やっぱこの2通りはあるんですよね?」
Marieさん「そうですねぇ」
晴一「ちなみに、バレット、そうですねバレットまずこう要約するとどんな感じになりますかね?バレットジャーナルというノート術を」
Marieさん「ああ…まず、箇条書きが基本、それを記号でジャンル分けする。でもういっこ大事なのが、マイグレーションって開発者の方が言ってるんですけど、前のから移すって段階があって、それはめんどくさいんですけど、その移す作業をすることによって、こう自分にとって大切なものは何かっていうのを、確認することができる」
晴一「なるほどマイグレーション?」
Marieさん「マイグレーション。移行、移動?」
晴一「そう、あのその日やることだけを書くんじゃなくて…」
Marieさん「そうですね」
晴一「今日大根とマーガリンが要ったけど、今日買えなかったけど、明日はほんとに要るのかどうかってことですよね。で、マーガリンは要るけど大根は明日は要らなかったってなったら、マーガリンだけ移す…」
Marieさん「うん」
晴一「こう買い物でもあったり、なんか手続きでもあったり…」
Marieさん「自分の目標とか、やるべきこととかでもありますよね」
晴一「それを移すことで、整理できるってことなんですよね。えーっと、ちなみにその、Marieさんは2017年、それらをナビゲートする1冊、『箇条書き手帳でうまくいく はじめてのバレットジャーナル』を出版」
Marieさん「はい」
晴一「現在まで3年にわたりヒット中…」
Marieさん「ありがとうございます」
晴一「意外に日本でね、うちのスタッフ調べによると意外に日本でバレットジャーナルに言及してある本ってのがなんか少ないらしくて」
Marieさん「そうですね、結構MOOKとかでは出てるんだけど…書籍は私がたぶん、はじめて書きました」
晴一「なるほど。このバレットジャーナルについてさらに詳しく、聞いていきたいと思うんですけれども……発祥は?」
Marieさん「発祥は、アメリカのライダー・キャロルさんという方で、デジタルプロダクトデザイナーをされてる方ですね」
晴一「ライダー・キャロル」
Marieさん「うん」
晴一「こないだ(日本に)来てたんですよね?」
Marieさん「そうですそうです」
晴一「なんか、噂に聞くと。『ライダー・キャロル来てるよ』って会話って、相当マニアですよ」
Marieさん「うーん(笑)」
晴一「あの…何ね、『U2来てるよ』ってのと話が違いますからね(笑)
ふふふ、『ライダー・キャロル来てるよ』。彼が、発案したノート術。で、このバレットジャーナルのバレットっていうのは」
Marieさん「やっぱ箇条書きの、頭につける『・』が、英語で言うとbullet point…なんかバレットじゃないんですよね英語の発音って。で、それが日本に入ってくるなかで、そうですねバレットに変わってバレットジャーナル」
晴一「これ弾丸みたいなイメージじゃないんですか?」
Marieさん「そうなんですよ。その、丸い…」
晴一「中丸、中黒ですよね」
Marieさん「うん」
晴一「中黒つけて、例えば『・美容院に行く』って書くから、このバレットなんですよね」
Marieさん「そうですね」
晴一「このノート術がどんな人におすすめっていうのありますか」
Marieさん「脳内メモリがもういっぱいで、やること何やるんだったっけみたいな感じでごちゃごちゃなってる人は、1回ノートに書き出してみて、1回整理をすることができるので、いっぱいやることがあったりやりたいことがいっぱいある人におすすめです」
晴一「まぁその頭の中がいっぱいっていうのは、現代人だと誰しもが…というところなので、という意味で言えばバレットジャーナルを使うと効果的な人は、たくさんいるってことですよねきっと」
Marieさん「そうですねー」

晴一「んー、その、書き出すことによって、とにかく整理されていく…ってことか。Marieさん自体がこれに興味を持った…ノートは?昔から?」
Marieさん「うん、昔から書いてました。うん。普通の市販のスケジュール帳みたいのを使ってました」
晴一「それに、ただ普通にメモするだけって感じ?」
Marieさん「そうですね」
晴一「それからバレットジャーナルに出会ったのは」
Marieさん「出会ったのは…手帳、空白できちゃうと、あーもう、もう続けられない~、もう嫌になっちゃったみたいになっちゃって(笑)」
晴一「どういうことですか(笑) 空白ができると?」
Marieさん「最初は、頑張って書くんだけど、1月1日…でだんだん空白が多くなってきて、飽きてきちゃって、で結局使わなくなっちゃったっていうのがあるんだけど、」
晴一「はいはい」
Marieさん「バレットジャーナルって自分で日付書くので、空白ができないんですね。ノートを有効に使える…(笑)」
晴一「空白嫌いに…(笑) 空白嫌いに向いてるんですね(笑)」
Marieさん「結構あの、手帳続かないって人、空白が嫌って人多くって」
晴一「…確かに、その1ページがぎっちり詰まってる、方が、なんか手帳使ってる感じで…。でもありますよね?普通に手帳つけてたりしたら、『今日別にやることねえな』って日ありますよね?」
Marieさん「そうですねぇ」
晴一「そん時は?どうする?日付をつめるってこと?」
Marieさん「そうですそうです。つめちゃって、でいっぱい書くことがある時は何ページでも使えるじゃないですか」
晴一「あ、そういうことですか」
Marieさん「でも市販の手帳だとこんだけしか、決まったフレームしかないので」
晴一「わかる!すげえわかる。わかります。その、朝の5時から始まって夜の12時まであるこう、時間のスケジュール帳みたいなのあるけど、別に書くことねえなってことありますよね?」
Marieさん「そう、分刻みじゃないし別に私の生活…っていう(笑)」
晴一「そうかバレットジャーナルはそうじゃなくって自分で、自分の範疇を決められるのか。
こういうのって意外にね…わかりますよ僕、すごい。別に日記書くことそんなねえなって時に、日記書く量がドーンとあるだけでそれを埋めれないことに、ちょっと心が折れそうになることあります」
Marieさん「なんか、私の人生別に、楽しくないなとか…(笑) 思ったり(笑)」
晴一「こうなると自分の量である分はあるだけ使えるし、ない時は少なくすればいいんだ」
Marieさん「そうですね」
晴一「こういうのって意外にね、大切だったりするんですねー。はい、このあと、具体的な書き出し方についても教えてもらおうと思います!」


♪君の愛読書がケルアックだった件


晴一「今、曲のあいだに、Marieさんのプロの、手帳を見せてもらったけど気持ちええわこれ~!きれーいに整理されてて…これ、ボールペンは?」
Marieさん「これは、シグノ」
晴一「シグノ…もうボールペンが気持ちええもんこの、細さ!」
Marieさん「細いの好きなんです」
晴一「え、何ミリっていうんですか」
Marieさん「これね、0.28(mm)です」
晴一「相当細いですよね」
Marieさん「細いの大好き」
晴一「ほっそいのに、まずこう見してもらうと、これだからポケットサイズっていうんですよね」
Marieさん「そうです」
晴一「ほんとは、えっと何さんだっけ…」
Marieさん「ライダー・キャロルさん?」
晴一「キャロルさんは、まぁ、キャロルさんはおっきいやつ…」
Marieさん「大きいやつです、うん」
晴一「おっきいやつ使えって言ってたんですよね。でも別に人によってちっちゃいやつで…だからこのポケットサイズの中に、まず11月で言うと、見開きで…このバレットジャーナル自体は、ページに指定がないんですよね。ここに何を書けっていうのが」
Marieさん「そうですね」
晴一「言ったら前後に、特に、前か。前に目次があって検索できるようになってるってことですよね」
Marieさん「はいはい」
晴一「だから最初にこれは?11月って書いて…」
Marieさん「そうですね。ここにまずインデックスがあって…」
晴一「目次があるんですよね」
Marieさん「11月は90ページから始まります。で90ページ行って…これは11月のページ」
晴一「始まる時にここにあるぞっていう、ので、ほんまに自分で、1から30まで書いて…やりたいことですよねこれ。ブログを更新するぞって、で更新したとこにMarieさんなら×をつけてる…」
Marieさん「ウォーキング…」
晴一「ウォーキングしたら×をつけてる。まぁこれは自分のこう、目標っていうか、習慣のことですよね」
Marieさん「うんうん。あとやること?11月にやることリストとか、あとメモ、忘れないように」
晴一「ちょっと今月にやるぞってこと?まぁカード受け取りに行ったり…」
Marieさん「そうですね。原稿いつが締め切りだとか…」
晴一「この映画祭に行くぞとか…」
Marieさん「そうですねぇ」
晴一「みたいなこと書いて、これは見開きであるんですね。1ページめくると…1日ですよね。11月1日」
Marieさん「あんまないですよ(笑)」
晴一「あっ」
Marieさん「ない時はない(笑) ふふふ(笑)」
晴一「もう1ページ使わないってことですよね」
Marieさん「これ4日間がひとつのページにあって…」
晴一「でこの、言ったらこの自分でそのページを進めていけるから、気になるスクラップとかあったら貼ればいいし…」
Marieさん「そうです」
晴一「例えば…読んでいいやつ…」
Marieさん「読んでいいやつ?」
晴一「あ、これにしましょう。これ面白いからこれにしましょう」
Marieさん「はっはっはっ(笑)」
晴一「えーと、28日。おでんを仕込む」
Marieさん「うん」
晴一「まぁそういうことですよね?」
Marieさん「そうです!」
晴一「おでん明日食べるのかな?で、明日の準備。あ、今日(収録日)の準備か。でそれを、えっと『おでんを仕込む』にまずバレットを打つわけでしょ?ほんとは」
Marieさん「私はそう、バレットなんですけど、チェックボックスが好きなのでまず□書いて」
晴一「□書いて、『□おでんを仕込む』と」
Marieさん「はい」
晴一「で書いて、これ今塗りつぶされてるから、おでんは仕込んだんですねこれ」
Marieさん「仕込みました…」
晴一「どうやら」
Marieさん「仕込みました~」
晴一「で、えっと、『明日の準備』にもチェックボックスがあって、仕込んでると。で、これが、タスクをやっていくっていう目印がこれですよね?」
Marieさん「できなくって…」
晴一「この、『カードを取りに行く』っていうのが出来なかったと、チェックボックスに×が書いてあると」
Marieさん「うん」
晴一「その横に矢印があると。これは?」
Marieさん「これはマイグレーション、しました。移動しました」
晴一「移動させたんですよね?」
Marieさん「はい」
晴一「これがどこに移動させたかは次の日?」
Marieさん「どこに行ったかなぁ…でも取りに行ったので、どこかに…終わってます。あった!ははは(笑)」
晴一「この1週間後くらいに、取りに行った」
Marieさん「よかった(笑)」
晴一「来週に行くって書いてますもんね確かに」
Marieさん「うん。この時点であれですよ、Googleカレンダーとかにも入れるんですよ。忘れないように」
晴一「あっ、なるほど。そうか、キャロルも書いてたけど、これって…」
Marieさん「そうハイブリッド」
晴一「ハイブリットなんですね。アナログだけに頼るんじゃなくて、デジタルとアナログにわけて、得意な方をやっていくっていう」
Marieさん「そうです」
晴一「でマイナンバー(カード)取りに行ったと。それはGoogleカレンダーとかにもフォローしてあると」
Marieさん「そうですね」
晴一「で、ほんとはバレットと…」
Marieさん「バレットが、この中黒(・)があって…やったら×かな確か。どっちか忘れたんだけど、マイグレーション、次のスケジュールを先延ばしにしたけどスケジュールを決めましたってのがこんな感じでー…」
晴一「なんか、先に行くみたいな矢印、が…」
Marieさん「そうですそうです」
晴一「小なり?これ大なり?どっち」
Marieさん「どっちだっけ…」
晴一「大なりか小なりか…まぁあとでネットかなんか見てください」
Marieさん「見てくださーい」
今浪さん「『く』の逆ですね」
晴一「『く』の逆…」
(注:「>(大なり)」。別の日に予定を移動させる時に使用する)
Marieさん「ふふふ(笑)」
晴一「で、マイグレーションマイグレーションにも、先のスケジュール、日々のスケジュールに組み込むのと、来月に組み込むのとかあるんですよね」
Marieさん「そうですねー。もうそういうのはフューチャーログっていって…私は作ってないんですけど、その6ヶ月が見開きで見れるような感じで、そういうページを作ってどんどん備忘録みたいな感じで、作っていくんですけども、私はもうアプリとかにどんどん入れてって、朝もアプリを見ながら『さ、今日は…』みたいな感じで書いていきます」
晴一「どっちかというとノートの方が補助?」
Marieさん「どうなんですかね…でもずっと持ってますね、毎日」
晴一「これと、ケータイっつうこと?ノートと、ケータイ」
Marieさん「そうですね。ノートの方がその日のタスクって感じで重要度が高い。私の場合はですけど」
晴一「んーなるほど。これがページが、このダイアリーがあるとすると、あと何があるんでしたっけ。このインデックスと…」
Marieさん「フューチャーログっていうのが、将来のこの、メモみたいのがあるのと…」
晴一「6ヶ月で…もうだいたい決まってるの(予定)があるってことですね?」
Marieさん「誕生日とか」
晴一「誕生日とか、えっと5月にはキャンプに行きたいなぁとか、この例でいうとテストがあるとか…この作りを眺めつつ、今度は月のタスクに入れていくってことですね」
Marieさん「そうですね」
晴一「タスクに入れながら、それをデイリーに落としていくと。で、ここにも移動の作業があるし…」
Marieさん「そうそう、何パターンかあるんですよね」
晴一「さらに、ダイアリーに行くのもあるし」
Marieさん「そうですね」
晴一「それが思考をさらに整理していくってこと…。これ、いろんなんが作れるって言ってましたもんね?ライフゴールとか…」
Marieさん「あ、そうそう」
晴一「キャロルの本」
Marieさん「コレクションって言って…」
晴一「コレクション?」
Marieさん「またデイリーログとは別で、読書記録とか」
晴一「読書記録とかね、コレクションとか…」
Marieさん「私はハッピーリストとかいって、いい事があったらそれをどんどん書いていくとか…」
晴一「で、それが、ケータイとかでもいろんなアプリがあるけど、いろんなとこにメモれたりいろんなとこにこう置いとくこともできるけど、とにかくそれが1冊の中にすべて入っているっていう、物理的な安心感というか、物理的な便利さ、みたいなことが…」
Marieさん「そうですね」
晴一「このノート術の、最たるいいとこですよね。僕のはね、そんなに全部見せないけど、これとかすごい楽になったなー。あの、ロンドンに行ったんですけど」
Marieさん「あ!」
晴一「だから1ヶ月くらい前から、ロンドンに持って行くもの何っていうのを、1ページにして、これいらないな!とか、これ買った方がいいなとか、このフリクション3色ペンは持ってってよかったなぁってのもあったし…売ってないんですよね、海外であんまり」
Marieさん「あ、そうなんですか」
晴一「フリクション。あの、消えるやつ」
Marieさん「そのロンドンの、バレットジャーナルっぽくて可愛い!あははは(笑)」
晴一「そう、で買わんといけんもん、家にあるもん、って分けて、1ヶ月くらいかけて準備していって…これが普通の旅行だったら、2~3日の旅行だったら、まぁ忘れたら忘れたでええけど、短いとはいえ留学だから、忘れたら結構ダメージが多くて…みたいなことを書いたり。
その横はこうドーム…この前やったドームのリハーサルん中で、課題を…『俺このソロ全然弾けねえな』っていうのを書いて、それを練習したら塗りつぶしていくとか…みたいなことですよね。みたいなことやっていくと、だからもし、ギターのことを書いて、これに必要な練習が、リハーサルの前にちょっと30分練習しとかんといけんなっつったらデイリーの方にこう、やって、『・練習30分』みたいなことができるってことですね」
Marieさん「あー、そうですねぇ」
晴一「僕のはちょっと汚いけど、Marieさんのめっちゃ綺麗なんですけど…それなんか綺麗に書くコツとかあるんですか?」
Marieさん「ん、き…」
晴一「メモ歴どれくらいですか?」
Marieさん「メモ歴結構長いですね。10年、以上?私字がちっちゃいんですよ。だからあまり詰めないようにしようと思って。きゅうきゅうにすると見にくくなっちゃう」
晴一「昔から字がちっちゃい?」
Marieさん「うん」
晴一「なるほど。だからこれでもいけるってことなんだ」
Marieさん「そうなんです」
晴一「細いペンが好き…」
Marieさん「大好き」
晴一「そうか。だから、書くのも好きだろうから、この万年筆の太字でぬらぬら書きたい奴はもっとでっかいやつ(ノート)で書けばいいし、」
Marieさん「そうそう」
晴一「ちっちゃい字で綺麗に、可愛く並んでるのが好きだったらちっちゃいパターンでもいいってことですよね」
Marieさん「うん」
晴一「はぁ…これもっともっと、人によっては色いっぱい使ってる人もいるし、」
Marieさん「いますいます」
晴一「俺にはまったく理解できないけどテープ使う人、テープ使いの人いるじゃないですか」
Marieさん「ああ、でも私も結構なんか、好きですよー」
晴一「これこれこれこれ!」
Marieさん「そう~」
晴一「これハンズとかでめっちゃ売ってるけど…」
Marieさん「うん、大好きです。もう一生使いきれないくらい、家にあります(笑)」
晴一「これ何テープって言うの?」
Marieさん「マスキングテープ」
晴一「マスキングテープ…これほんとに種類ありますよね」
Marieさん「すごいあります」
晴一「何に使うんですか?」
Marieさん「私はこう、貼り物に使うんですけど、ほんとにこういうとこにこう…デコで…」
晴一「貼ってる貼ってる」
Marieさん「でも可愛いですよね」
晴一「書くとこにテープ貼ってどうすんだみたいな感じで貼ってますよねぇ」
Marieさん「(笑) うん。おしゃれですおしゃれ」
晴一「こうして見ると結構スクラップも多いんですね」
Marieさん「スクラップ多いです。旅行行ったりとか…食べ物の、パッケージまで…(笑)」
晴一「スクラップもいいですよね、僕この手帳を持ちだしてから、スクラップちょいちょいすんですけど、やっぱこの、記憶をメモっとくってだけじゃなくて、その時のもの?」
Marieさん「そうです物理的なね。写真はいっぱいあるんだけど」
晴一「そうそうそうそう」
Marieさん「手に触れる…」
晴一「何かのチケットとかあると、確かにそこに存在したものがここにあると、だいぶ気持ちも変わりますもんね。やっぱり、ここまで出来んとダメかぁー。レベルが高いなやっぱり」

Marieさん「今思い出したのが祖父が、すっごい日記を書いてました。今話してて思い出した。家計簿とか、もうとにかく記録してて…」
晴一「あー、記録好きがいますよね。メモ魔って言うのかな。昔の作家さんとかメモ魔みたいなの多いって言いますもんね。でも僕メモしないんですよね。よく歌詞とか書くんで、なんか、メモとか取るんですかーって(訊かれる)」
Marieさん「あ、取らないんですか?」
晴一「僕ら曲先なので…今いい言葉が思いついても、それがぴったし合う曲が来ないと…」
Marieさん「あー…」
晴一「で、そんなタイミングってないでしょ?ほとんど。だから曲に対して、いかにその場で反応できるかってことなんで、メモ取っても意味ないし、逆に、別に普段街歩いてて…なんか、『月に行くって愛の理想みたいだね』とかって思ったりしないんで(笑)
Marieさん「あっはっは(笑)」
晴一「あの(笑)…」
Marieさん「思わないんだー(笑)、そうなんだ…」
晴一「歩いてる時に(笑)、なかなか…『アポロ計画ってすげえな』とかってあまり思ったりしないんで…(笑) 
やっぱり(歌詞は)曲に対して思う事なんで、あんまメモることってないんですけど、でもメモる習慣はつけたいし、そのひとつの入り口としてバレットジャーナルをやりだすと、メモの、タイミングがね、増えてくるから、いいなと思ってるんです、はい。
じゃあそんな(笑)…名曲聴いてください、『アポロ』」


♪アポロ


晴一「今日はMarieさんをゲストにお送りしてきましたが…ここで大きなお知らせです。なんと、来週もお付き合いいただけます!
このMarieさんがね、ハイブリッドな方で、最初にも紹介しましたけど、バレットジャーナルというスキルを持ちながら、さらに多言語学習者、という側面…ということは、今一番僕が興味ある英語についても、とても詳しいということで!そちらの方も来週聞かせてもらいたいなと思うんですけれども、よろしいですか?」
Marieさん「はい、よろしくお願いします」
晴一「If you don’t mind…」
Marieさん「ははは(笑)」
晴一「はい!ぜひ、来週もお付き合いいただきたいと思います!じゃあ今日の締めにMarieさんから何かリクエストいただきたいんですけれども、何かありますか?」
Marieさん「あの、うちの中学2年生の息子が、大好きで…ポルノグラフィティさんが」
晴一「ありがとうございます!」
Marieさん「で、さっき電話して、何がいい?って訊いて…」
晴一「うん」
Marieさん「『Mugen』を、お願いいたします…(笑)」
晴一「じゃあ息子さんに贈ります。ポルノグラフィティで、『Mugen』。来週もよろしくお願いします!」
Marieさん「お願いしまーす」


♪Mugen

エンディング

・12月25日 20th Anniversary Special Box発売
・12月6、7日 東京ドーム公演のディレイビューイング 
・12月6日 『趣味の文具箱』vol.52 インタビュー掲載(晴一)
広島テレビ『テレビ派』にて「ハルイチノオト」担当中


今日はバレットジャーナルの話をMarieさんに伺いましたけれども!
まぁ、いろんなことを駆使しながら、自分の頭ん中を整理したり、自分のケツを叩いたり、でモチベーション上げたり、こんなことしながら、ちょっとちょっと進めたらいいなと、人生を前に進めることができたらいいなと思います!


言語学習者って…何?
今浪さん「ふっふっふっふっふ(笑)」



ディレクター谷脇さんの放送後記

12月02日の放送

今週は、前々から
晴一が興味を持っていた
ノート術のひとつ
「バレットジャーナル」について
日本での専門家ということで
ご自分でも著書をだしていて
なおかつ日々の生活でも
活用しているという
ブロガーのMarieさんを
ゲストに迎えて、
お送りしました。

たしかに、ラジオ向きでは
なかったかも知れませんが
一応、プライベートなことを
書いているものなので、
TOPページに
少しだけ、写真をアップ
しておきました。

またMarieさんのブログに
バレットジャーナルのこと
収録の様子なども
書かれていますので、
そちらもチェックして
もらいつつ、
興味を持った方は、
Marieさんの書いた
バレットジャーナル術の
書籍も、手にいれてみて
下さい。

マンダリンノート マリエで
検索するとでてきます。

そして来週もMarieさんが
登場! 4か国語を操る
勉強法なども伺ってみます
受験生は必聴!