初めて陸に上がった魚の見た空は…?

好きなことを好きなだけ

カフェイレ 2020年4月13日 過去と未来は幻

【ラジオ「ポルノグラフィティ晴一のカフェイン11」レポ】
※多少抜け漏れあります※

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本日は、流行りのリモートワーク的に、このカフェイン11も自宅の、自分の部屋からお届けしたいと思います!



2020年4月13日の月曜深夜。こんばんは、ポルノグラフィティ ギター・晴一です。
東京、千葉、埼玉、神奈川県。さらには大阪、兵庫、福岡と緊急事態宣言が出て…愛知も含まれるだの含まれないだのって話をしておりますけれども…
僕は自宅で、収録しました!それを今聞いていただいてるんですけれども。
ワイドショーとか観ても、ゲストの人たちが、家からTV電話で参加していたり…まぁなるべく、人との接触を避けた方がいいってことで、まぁこのラジオもしばらくはこういうリモートワーク的な放送になるのかなと思います。
途中からは…先週かな?生放送で先週スタジオ行った時に録ったものを途中から聞いていただくんですけど、このオープニングと、エンディングは、自宅からやろうかなと思っております!
さっき大阪の吉村知事が、「ほんとに家におることだけだ」ってTV番組で言ってたし…家におることで救える命があるんだっつってたし…あー…そう、今朝、Twitterハッシュタグの、トレンドって言うんですか?トレンドの1位が「吉村寝ろ」だったんだよね。やっぱその、大阪で、すごい知事が頑張ってて、感染を広げないように頑張ってて、もうTVでもだんだん疲れた顔になってるのを観て、たぶん呟いた人がいて、それがトレンドになったんだと思うけど。
まぁこうやってみんな、自分のできることをやっていこうっていう空気になっているので、みんなで乗り越えていけるんじゃないかなと、思っております!


* * *


この声は自宅で、4月11日土曜日の午前中に今、録っておるんですけれども…
先週の、生放送ではちょっとまぁ世の中コロナの話ばっかりなんで、その話は避けていこうかカフェイレは、みたいなことにしたんですけれども、まぁ今回は、言ったら1番、我々…僕と君の興味の中心、コロナの話になってしまうんですけれども。
この自宅待機?外出自粛っていうのが、意外に難しいなと思ってて。
こないだ見たツイートで、「史上初めて、TVの前で横になってるだけでヒーローになれるんだ。しくじるなよ」みたいなツイートを見て、確かにその通りで。
1ヶ月、TVの前でね、ポテトチップス食べながら過ごしてたら、それが今一番求められてることっていう、なかなか行動に移そうとする…行動って言うかな?行動しないことを行動に移そうとすると、けっこう難しいもんだなと思っています。
だからまぁ、そりゃあ1日、2日3日…まぁ、2~3日、自分の意志でね?家ん中にいるってことを選んだら、そりゃできんこともないけど、1ヶ月っていう単位?しかもそれでほんとに終わるのかって確信が持てない中で、家ん中にいるのは、けっこう難しいなと思ってて。
あのー、すごい忙しい時に「1ヶ月休みあげるけえ家ん中でゴロゴロしてて」って言われたらやったー!って思うかもしれんけど、そん時とはやっぱ状況が違うわけで。難しいなぁと思うなぁ。
たまにやっぱ、飯も食いに行きたいし、ジムにも行きたいし、友達にも会いたいし、ねぇ。まぁ散歩とジョギングはいいって総理大臣が言ってたから、まぁそれはなるべく人との距離を空けるように、なるべく混んだ公園には行かないようにして、1日1回それぐらいはするけど…やっぱ人ってこう、活動的にできてるっていうか、人間がここまでこの…俺、蘊蓄言おうか、いつものように。あれじゃけど、あやふやだけど。
我々ホモサピエンスが、何億年前かに…すげえテキトーに言うよ?何億年前かに、サピエンス?だから、ヒト型の、俺たちみたいな人類はいっぱいあったんよ。種類として。
例えば柴犬とチワワと…っていう感じで。犬だけどいろんな種類があって、人間だけどいろんな種類があって。で今この世の中におるのはホモサピエンスしかおらんのだけど、そのいろんな人種の中でホモサピエンスが生き残ったのは、「社会生活ができたから」って言うんよね。
だからホモサピエンスより力の強い…人類はいたんだけど、その人たちはあんまり集まらんくて。でホモサピエンスは身体が弱いんだけど、集団生活をすることによって生き残ってきたんよ。数に物言わして。
ということで、きっと特性としても今の我々人類は、集団生活…人と関係することによって安心したり、希望を持てたりする、んじゃけど思うんよ。当然ね。集まった方が強かったんじゃけ。
だからこの隔離っちゅうのは、自主隔離?自粛っていうのは口で言うほど難しくないんだろうなぁと思うし。とはいえ、そうとばあも言うてられんし、みんなで、なるべく、家の中にいましょうという話なんですけれども。
僕も、なるべく頑張って、います。


♪幸せについて本気出して考えてみた 


昨日、初めて、TV会議、ミーティングを使った…あ?ネット会議?Zoom…今、テレワークとかで話題になってるでしょう。あのお…まぁ、インターネットのTV電話でする会議?それを使ってうちのスタッフとネット飲み会?Zoomっていうソフト使うんだけども。ネット飲み会を初めてやってみて。
で、そんなもん、ねぇ、実際人と顔を合わせて袖を触れ合わせながら、酒を酌み交わすのがやっぱ飲み会の醍醐味じゃろうと思ってたけど、やってみたらねえ、意外や意外、楽しくて。
今うちのチームに、ネイティブのアメリカ人の女の子がいて。今この自粛期間、1日にちょっとずつ、短い時間じゃけど英会話を習ってるんだけど。その子も入れて…英語が堪能なマネージャーと、そんなに堪能じゃないマネージャーと、4人で「英語でナイト」をやったんですけれども。酒飲みながら、英語で喋るっていう。
で、結構ねぇ、楽しかったのよ。まぁそもそも言うと、頭でたくさん文法の引き出しを開けて、正しい英語を喋ろうとするのは大切なんだけれども、ちょっと酒が入ってフランクに、ちょっと単語とか文法とかあやふやになっても、やっぱ喋りやすくなるから、「ちょっと1杯飲んで会話しろ」っていうのは、俺がロンドンに留学してた時も言われてたことで。
まぁ確かに、今回も、ちょっと酒飲みながら英語やったらやっぱ、通じてるかどうかはわかんないけど、楽しく喋れたし…結構ねぇ、すぐ飽きるかなと思ったら、いつも外で飲むのと同じくらい喋りよる…俺の、喋りよったな。俺のパソコンのバッテリーが切れて、充電器が見つからんかったけ俺だけ先に、なんか帰ったみたいなことになったけど。
で、あの…音声も結構クリアだし、画面を4分割してやってるから、ほんとに表情を見ながら、全員のね。表情見ながら喋れるし…ちゃんとコミュニケーション取れてるなーっていう気になって。
これなんか、やってみよー、普通の友達ともやってみようと思ったなぁ。自分の好きなつまみで、好きなお酒で参加できるわけじゃし。終電気にする必要もないし、酔っ払ったら寝やあええんじゃけ。
これはアリなんだなぁと思ったし…この後お知らせでも入れますけども、どーすんでしょうね?『love up!の部屋』を4月28日にやることになると思うんですけども、その形もアリなんじゃないかな。やっぱり、感染対策みたいのがあるからね。
んなこと言い出したらライブもそれでええんじゃないかみたいな話に…ならんか(笑)、それはならんか。
「もう、岡野くんと会ったのは考えてみたら去年の10月が最後だったな」みたいなことにならん…(笑) 直接会ったのは最後だったなみたいなことにならんかな。
はい(笑) しょーもない話をしましたけれども…ここで1曲聴いてください。


♪TVスター


《月刊音話》

メール:晴一さんは時々、ライブを観に行った話をカフェイレでもすると思いますが、どのあたりの席で見るのが好きですか?
アリーナとかスタンドとか、場所によって見え方や音も違うかと思いますが、晴一さんはどこから見るのが好きか訊いてみたいです。
私は近すぎないでアリーナのちょっと後方の列で、真ん中あたりの座席が好きです。その方が全部を見渡せます。どうでしょうか?

これはねぇ。だいたいねぇ、関係者席…まぁ例えばアミューズの仲間たちのライブを観に行く時は、だいたい関係者席ってことになる。
今浪さん「うん」
さいたまスーパーアリーナみたいなことで言うと、2階席の1番前みたいなことになることが多いよね?
今浪さん「はい」
たぶん。
今浪さん「うん…」
で、自分で取るともう…外タレとかだと、SS席とか…そりゃあもうここは金を出すところだから。
今浪さん「仕事ですからね?」
もう、高くても行くけど。
それか、けっこう脇でも…それはそれだと思って楽しんでみる、かなぁ。
なんか、席が真ん中だから嬉しいとか、近いから嬉しいということはあんまないなぁ。その、ライブっていうのは「体験」ってイメージが大きいから、もう自分がその空間を体験してるってことが大きいから、真ん中じゃないとダメってことはないし…
自分らのライブでも、真ん中じゃないと楽しめないっていう作り方はあんましない、かな。自分らの場合はね。
もちろん、その映像がセットによって…これ「見切れ」って言うんじゃけど。見切れいうのは専門用語なんですけどね。当然、正面から見るから、どんどん右に行ったり左に行ったりすると、セットの陰とか、照明の陰とかに行って見切れてくる場所はあるけど、だとしても、一緒のところで、一緒のテンションで楽しめるようなライブを作ろうとしてる、つもりもあるし、
たぶん俺が観に行くアーティスト達もそう思ってるはずだから…なんか、前とか後ろとか右とか左とかあんまり、気にしないけどぉ!
今浪さん「うん」
けどぉ!
東京ドームのぉ!
今浪さん「はい」
後ろのお前まで見てるぜ!!っていう…見えてるぜえ!かと言うとぉ!!
今浪さん「ふっはっはっはっは(笑)」
ふふ(笑)
GLAYのTERUさんは、見えてるらしいよ。
今浪さん「あー、そりゃあそうですよ」
たぶん昭仁にも見えてると思う(笑)
今浪さん「見えてますよ(笑)」
「後ろのお前らも見えてるぜ!」って言うけど…そう、ボーカルの人は見えるんよね。


メール:私はミュージシャンでもなんでもないただの一般人ですが、寝ている間に夢で壮大な音楽を思いつくことがあります。それで、起きてそのメロディを録音しようとするんですが、スマホで録音を起動している間に忘れていきます。でも、確かにすごいメロディを思いついてるんです。
訊いてみたいことは、晴一さんにはそういうことはあるかってことです。夢でメロディを思いつくことはありますか。

だいたいそういう場合ねぇ…もし上手く、あなたが、スマホを起動させて、録音に成功したとしてよ。
今浪さん「はい」
でもう1回寝るじゃろ。
で、朝起きると、だいたいこう…ジュディマリの曲だったりするよね。
今浪さん「あはははははは!(笑)」
これだいたいそういうもんなんよ。
今浪さん「SEKAI NO OWARIとかね(笑)」
そうそうそうそうそうそう。
今浪さん「はっはっはっ(笑)」
俺も、多いよ。寝てる間っていうよりは、車運転してて、曲づくりん時に鼻歌歌ってて、で「うわめっちゃいいメロディ思い浮かんだ!」って道の横に車をキュッと停めて、大急ぎでスマホに入れて…で家に帰って、もう1回聞いてみたら、「あれ?これBOOWYじゃん」とか(笑) 
今浪さん「あっはっはっはっ(笑)」
ほんとに多いけえ。
これ音話じゃけちょっと、深く言うと、定番のコード進行ってのがあるわけよ。
今浪さん「はい」
例えば、C、Eマイナー、Aマイナー、Gみたいな。まぁ1624みたいな、この、コード進行で、特に日本のJ-POP…J-POPとは言わず日本の、日本人が好きな曲は出来とったりするんよだいたい。
C、G/B、Aマイナー、Eマイナー…みたいな。もうなんか、あるんよそういう、「そのパターンね」っていうの。
で、そのパターンいうのは、もちろん素晴らしいメロディが出来やすいんじゃけど、ことによっては、そのパターンねっていうメロディなんじゃけど。
だいたい、「あっ思いついた!」って思うと、自分でもガッカリするみたいな…定番のコード進行のメロディだったりすることが多いね。
俺はね。ただ、メール主さんのこのメロディがもし、録音できたとしたら、
今浪さん「うん」
全っ然違うもんがあるかもしれんけえ、すげえ、スマホの容量がでかーい奴買って、睡眠時間の8時間くらい録れるやつずーっと、回しとくべきだよね。
今浪さん「うん。ふふ(笑)」
なら、君が寝とる時に思いついた壮大なメロディも、録音できるかもしれんし…万が一、無呼吸症候群でも、それを教えてくれることがあるかもしれないから…
今浪さん「あはははは(笑)」
なんかそういうことをオススメしようかなと思います。


♪RAKUEN / THE野党


ちょっと質問

君は熱帯魚、育てたことがありますか。育てたいと思ったことがありますか。
家で過ごすことが多いこの時期。山形県のペットショップが、水草と熱帯魚の環境を完璧に構築した状態で宅配するサービスを開始したそうです。
石を入れて、エビを入れて、熱帯魚を入れて、水槽環境が完璧になっている状態でお届け。

これどういうこと?
今浪さん「もうあの、熱帯魚を育てる楽しみのひとつに、1から育てていく、作っていくっていう…」
そうなん。水槽安定するんが難しいんよ。俺も1回ハマったけど。
今浪さん「はい。そこで諦めてしまう人が多いと」
そう。難しいんよ。
今浪さん「何度やってもダメだと。なのでもう…言ったら、ミニ四駆を完成した状態で『はい!遊んでください!』っていうのと一緒で」
そんなんがあるの?
今浪さん「で、宅配するサービスが始まったそうです」
あの、ほら…今浪くんの例えも正しいし、これ腸内環境みたいなもんなんよ。
今浪さん「あー、おなかの?はい」
口の中とか腸の中の環境と一緒で、やっぱこの菌だか何かわからんけど、それが安定するまでが難しくて、だいたい素人は、いい環境を安定できずに全滅させる…
今浪さん「うん」
僕の話ですけど。
今浪さん「ははははは(笑)」
だからそのいい口内環境、いい腸内環境…あの、ミニ四駆でもいいんじゃけど。
今浪さん「ふふふふ(笑)」
それ完璧にして送ってくれるの?
今浪さん「はい。なので家では、水槽セットして、バッテリーで持ってきてるやつを電源に替えていただいて、ぐらいの」
ああ~…それはいいねぇ。ちょっとその業者を教えてくんない?
今浪さん「はははは(笑) 結局、一番うまくいった時でどこまで行ったんですか?」
どこまでも行かん。やっぱ常にその感じやった。俺もなんとかしようとするし、水槽の中のあいつらも頑張ろうとするし、俺はにおうのもわかってたから…それの戦いだった気がするなあ。
ほんま難し…だってあいつらにとっては空気じゃけ。水が。
今浪さん「うん、うん」
その空気…酸素と窒素のバランスが崩れたらわしらもしんどいじゃん。
今浪さん「うん…」
だからそれをうまく、作れなかったなあというのが、俺の、熱帯魚の感想だね。


《晴一の辞書》

メール:僕は26歳の男です。晴一さんに聞いてみたい言葉ですが、「Twitterとは」をお願いします。
私は暇な時についアクセスをして読んでみるんですが…ほぼ読む専門ですが、いろんな人がいろんなこと言ってて、顔も知らない同士が言い合ってるのを読むと、時々恐ろしさすら感じてしまいます。晴一さんはどうですか。

もうこれ僕は…いつもこれ悩むタイプですけど、「Twitterとは」なんて完璧に言えますよ。
晴一の辞書、こう書いてみます。

Twitterとは、身を滅ぼす可能性もあるものである。

今浪さん「ふふ(笑)」
これねぇ、ほんまねぇ…なんていうかねぇ…怖いよ。Twitterっていうのは。
今浪さん「うーん」
元々Twitterっていうのは、140文字しか書けないっていうことが、ここまで爆発的に…受け入れられてきたものなのよ。ものの、要因なわけよ。
ブログを書こうとすると、やっぱある程度起承転結が要ったり、するでしょう。
今浪さん「はい」
でもTwitterってのは、まぁほんとに日常のささいなこと、自分が思ってる断片、みたいなことを書いてもいいっていうメディアだから、文章書くのが専門ではない一般の方もとっつきやすかったんよ。
今浪さん「うん」
もし、何千文字も書いていいっていうブログだったら…もし、だったらね。なんでこれを書こうと思ったか、今浪くんなんかようわかるじゃん。
今浪さん「うん…」
突然書き出せるじゃん。
もし…よくあるよね、えーっと、飲食店が今日は休んでますと。休む理由を貼り紙してますと。みたいなツイートようあるじゃん。
今浪さん「はい」
でそれがちょっと洒落とって…〈今日は夫婦喧嘩してるから休みます。明日から仲直りして始めます〉、これTwitterっぽいんじゃけど。
今浪さん「うん」
もしこれをブログで書こうとすると、「自分がなぜそこを歩いてたか」から書かんといけんのよ。「今日天気がよかったから散歩行ったら…でちょっとトンカツでも食べたいなーと思って、いつも行くけど…」、そっからこう、文章で読者を引き込まんといけん、っていうのがあるじゃん。でそれが、やっぱ1000や2000(文字)になるけど。文章が。
で、一番面白いそういう貼り紙の話をしたりするけど、Twitterはいきなりそれだけでいいんよ。「理想の夫婦笑」みたいな…笑かどうか知らんけど…(笑)
という、元々はそういう媒体なんじゃけど、やっぱそれがすごく浸透してきたからこそ、ここで発信することっていうのが…その人の主張そのものになる、そのものと見られる可能性が大きい。
この140文字で、「僕はこうこう思った」が、この「こうこう」が書けんのよ。だからこそ、言葉にもすごい気を遣わんといけんのじゃけど…ちょっと酔っぱらって書いたりしたらねぇ…誤解を生むし、これはもうみんなの中で、「世の中に対して吐いた言葉」っていうことになってるから…
今浪さん「うん」
ソーシャルネットワーク…ソーシャルって言ってるぐらいだからね。そこに誰がどういう意見を出してきても、それは甘んじて受け入れなきゃいけない、ってなってるから、ほんまに身を滅ぼすよね。Twitterってね。
昔こんなことあった?Twitter…今Twitter系のSNSで、不用意なこと言って評判落としてる人ってすごいおるじゃん。昔こんなことないじゃん。
今浪さん「うん」
なかったじゃん。身を滅ぼすまであるよねほんまに。気をつけよ。
まぁこれは俺がそう思ってることなんですけどね。


♪社員 on the beach


ちょっと質問

君は、最近の世の中の状況、色々落ち着いたら行ってみたい場所はあったりしますか。
行ってみたことなくても行ってみたい場所といえば…

いやほんとに俺、ヨーロッパ行きたかったんよぉ。
今浪さん「おー、この春ですか?」
春、夏…とにかくヨーロッパに行ってみたかったんよぉ~。これがねー、ほんとに残念、だよねぇー…
やっぱり、僕思うんですけど、いろんな経験するのに遅すぎることはないと思うのよ。
今浪さん「うん」
という、言い方あるでしょ?まぁそれはホントだと思うんだけど…
ただ、自分がどういう状況…たとえば年代よね。経験してるか、始めるかによっても違いはあると思うのよ。
今浪さん「うん」
例えば俺は20…ん?20代じゃないか、インド行ったの。まぁ30そこそこぐらいかな。まぁ20~30そこそこでインド、行ったんだけど…でも、おなか壊すことなんか織り込み済みなわけよ。
今浪さん「インドでねぇ、はい」
でも、それでもう織り込み済みで行って、でカレーももちろん食ったし、うわーってびっくりするような、ねずみがいっぱいおるような、電車も乗ったし…というのと、
これ、インドも都市は都市やけえ、ニューデリーのすごいとこはもうものすごい豪華ホテルもあるわけよ。超豪華レストランもあるし。
今浪さん「うん」
表参道だとか銀座にあるようなハイブランドもあるし。で、もしわしが70歳で(インドに)行ったら…30歳の時に体験したようなインドは体験できなかったわけよ。たぶん。
今浪さん「うん」
もっと都市化された、場所にしか行けんかったと思うし…
でも30歳の俺がインドを経験したことで感じることと、70歳の俺が経験した時に感じることは違うわけよ。「うわ、すごい最先端じゃん」って、30歳の時は思えなかった。もっと、違うこと思った。でもインドは、ある一面、しっかりした発展しよるとこもある。
じゃけどの年代で、何を経験するかで、考えることが違うんよ。
そういう意味で、45(歳)で、せっかくヨーロッパ行ける機会があったのに…それこそイタリアとか、スペインとかでね…今、大変なとこでね。
それが行けなかったのは、残念だと思ってるし、また次の機会に行けたら、また違うこと感じるし…いいのかなぁ?と思いながら、この自分の気持ちを抑えてるところがあるんですけど。


《もっと面白い話ないん?》

これ、あれだね。今浪くんがラジオネームを「カフェネーム」って書いてくれるけど、やっぱラジオネームっていうのがやっぱ…書く人にとっては普通、なのね。ずっとカフェネームって言いよんのにね。
今浪さん「うん…」

メール:去年、『あした死ぬかもよ?』という本を読んで感銘を受けた私は、明日死ぬならやりたいことがたくさんあるな、と思い、3ヶ月かけて色々やってみました。軍艦島に行ったり、お値段高めの天ぷら屋さんに行ったりしました。
やりたかったことのひとつをついに達成してきました。マダムミハエルにお会いすることです。
10年以上カフェイレでお声だけを拝聴していたので、お会いした時は「あの声が目の前から聞こえる!」と興奮してしまいました。
お会いすることが目的だったので、「何か気になることありますか?」と聞かれて「そういえば悩みがない」と言い、マダムを困らせてしまった気がします。
晴一さんは最近憧れの人に会えましたか。

マダムに会って、悩みがない…
今浪さん「あっははははは(笑)」
何を、結局占ってもらったんでしょうねぇ。
これ、すごい…29歳で、考えてるね。
今浪さん「うん」
そうなんだよ。最近時間あるけよく本も読んでるけど…過去と未来は幻なんだと。
今浪さん「はぁ」
だってここにはないもんだから…過去は幻で、過去は書き換えられるんじゃと。これ俺なんの小説読んだんじゃろ?
過去は書き換えられるんだと。それは、わかるでしょう。
例えば〈あそこであの子と別れた。振られて悲しかった。最悪の思い出だったけど、次にこういう人と出会えた。ならあの別れは、悪いことじゃなかった。〉これ書き換えられてるじゃん。
で、我々は未来のために今を犠牲にするけど、いや、未来も幻なんよ。
今浪さん「うん」
幻いうのは形がないってことね。だから、もちろん未来のために…貯金もせんといけんこともあるんかもしれんけど、ただ、未来はどうなってるかわからんわけよ。
今浪さん「うん」
未来のために今を犠牲にしても未来がわからんすぎて。しかも、今の続きが未来だから、そういう意味では今をどうするかによって未来が書き換えられるわけよ。
という、言い方をすると、今我慢して、未来のためにやらんと…勉強せんといけんとかお金節約せんといけんとか、なんかあるけど。
楽しい今の続きが楽しい未来の場合だってあるし。そういう意味では、彼女が言うように、「明日死ぬかもしれないよ」ってぐらいで、今を楽しむってことは、ひとつ重要なことだっていうのが、最近思ってるなぁと思いながら!

…「最近憧れの人に会えましたか」。…言っていいっすか?会ってないんだけど、志村けんね……
今浪さん「ああ…」
これをねー、ほんまねー…我々はほんまに、心に志村けんを持ってるよねぇ。
今浪さん「うん…」
ちょっと、だって、うちのマネージャーが30歳じゃろ?なんか、こんなに、志村けんが亡くなったことが、ある世代にとって喪失感を伴ってるってあんまり理解できまあ。
…『だいじょうぶだあ』観てる、30(歳)?あーそう。30(歳)観てるかあ…
今浪さん「おっちゃん世代から言わせていただくと、毎週死ぬほど笑わせてもらってましたからね」
そうね!
今浪さん「特番じゃなくて、毎週だったので…」
観たよね。
今浪さん「土曜かなあ?」
うん…
確かに、我々じゃないけど、石原裕次郎が死んだ時…
今浪さん「あーありましたねぇ」
我々…え?今浪くん44(歳)じゃろ?わい45(歳)やけえ、死んだ時に、「まぁ、…おっちゃんが死んだな」っていう感じやったろ。
今浪さん「親の喪失感は覚えてるんですよ。そうそう、でも自分はそれがピンと来てなかった」
だけえ、美空ひばりさんとか…
今浪さん「ひばりさんもそうですねぇ、うん」
すごい人が亡くなったんだなっていうのはわかるけど、まぁ確かにピンと来んよね。
今浪さん「うん…」
でも、初めて…
今浪さん「そうですねぇ」
完璧にピンと来る人が…大杉蓮さんも、…まぁでもやっぱ志村けんだよねぇ。
今浪さん「志村けんさんはちょっと、泣いたもんな…」
ああ…
今浪さん「聞いた瞬間」
人って死ぬんだなって…
今浪さん「うん…」
志村けんって死ぬんだなっていう。
俺、父ちゃん時思ったんよ。父ちゃんって…うちの父ちゃん亡くなった、死んだんだけど。こんなに自分に影響を与えて…自分が、なんていうかな。この後越えられない…俺まぁ志村けん越えられると思ってないけど…
こんな、自分に影響与えた人が…「父ちゃん死ぬんだぁ」と思った、との近い感覚が、「志村けん死ぬんだ」…思ったよね。
今浪さん「うん…」
ぐらい、おっきな話やし…
いやおっきいよね志村さんてね。
今浪さん「うん」


♪VS


エンディング

・メディアプラットフォーム「note」にアカウントを開設
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・4月28日(火) love up!会員限定番組「love up!の部屋」を配信予定
 新型コロナウイルス感染症対策を万全にして、安全に配信できる方法を模索中


はい。では今夜はこの辺で。
しばらく外出自粛が続くと思うんですけれども…俺考えたんだけど、(緊急事態宣言の期間が)1ヶ月あるわけでしょ?約。
なんか、新しいことスタートしようっていうほどポジティブになれるかどうかわかんないけど、1ヶ月あったら、なんか上手くなれるんじゃないかって俺考えたのよ。なんかできないかなと思って。
例えば、けん玉とか。
けん玉1ヶ月やったら結構上手くなる。とか…あやとりはちょっとあれじゃけど…じゃけあれよ、1ヶ月、こっから始めて10年でものにしようっていう趣味じゃなくて、とりあえず人がちょっと驚くくらいの、レベルには1ヶ月あったらなるんじゃないかって思うんだよね。手品とかね。ふふふ(笑)
やたら飲むと手品したがるおじさんみたいのになってみようかな。
とか…考えたらけっこうあると思うよ。なんだろうか…えーっと、開脚ね。要するにこう、1ヶ月マジで柔軟すれば、開脚できるんじゃないか、ならんかな。
筋肉隆々には1ヶ月じゃならんのよ。でも、もしかしたらほんまに家でストレッチしまくったら、開脚とかできるようにならんかな。
そんなんを…丸々1ヶ月あるんじゃけね、しかも家におれっていう時間が。で、しかも結果が出るようなこと…「料理が上手くなる」みたいな、それはすばらしいことだけど、なかなか結果が出ないようなことじゃなくて、あからさまに結果が出るようなこと…ちょっと考えてみようかなぁ。
デッサンとかちょっと1ヶ月は難しいかなぁ。オセロがめっちゃ上手くなる…折り紙…ふふふ(笑)
縄跳びね!はやぶさが超上手くなるとか…ネットで見たらきっと縄跳びの技とかあるよきっと。
なんかちょっと考えてみよ!みんなもぜひ、考えて。1ヶ月でプチ達人になるみたいな、アイデアあったら、ぜひcafe@bayfm.co.jpまで送ってみてください!

では、今夜はこの辺で!
来週もまたこの時間を一緒に過ごして、1週間のいいスタートにしましょう!
お相手はポルノグラフィティ ギター・晴一でした。


今思いつきで喋ったけど、俺の心にヒットしたのは、けん玉かな。