初めて陸に上がった魚の見た空は…?

好きなことを好きなだけ

カフェイレ 2020年3月16日 作ってないとつまんないなってだけ(澤本嘉光さんゲスト回)

【ラジオ「ポルノグラフィティ晴一のカフェイン11」レポ】
※多少抜け漏れあります※

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そろそろ明るいニュースが聞きたいですね。春になるし。


2020年3月16日の月曜深夜。こんばんは、ポルノグラフィティ ギター、晴一です。
いつものこの時期なら、ホワイトデー、卒業式、桜の開花などなど、…まぁ花粉とか以外はポジティブなワードがトピックになりがちな季節ですけれども、今年はちょっと事情が違います。
…まぁ、皆さんめっちゃ知ってると思うから、ね。
今浪さん「うん」
ほんとに大事なことだけれども、聞きすぎると、ほんとに…ちょっと疲れてくることもあるよね。
まぁだからあえては触れませんけれども…ラジオはいつも通り楽しくいきましょう。
ですし、今夜のカフェイン11はゲスト。僕も…リスナーの皆さんはご存知だと思いますけれども、やっぱこう自分の文章みたいなことのスキルアップを狙ってる、そこに興味がある自分としてはとても、お話聞けることに興味を持っているゲストの方が来てくださってます!
日本を代表するCMプランナー・クリエイティブディレクターの澤本 嘉光(さわもと よしみつ)さんを迎えてお送りいたします!


♪幸せについて本気出して考えてみた

ちょっと質問

君はTVCM、どんなCMが好きですか。
最近いろんな職業の方をゲストに迎えて、そのお仕事についてお話を聞かせてもらっているカフェイン11
今夜のゲストは、ラジオを聞いているあなたも絶対見たことがあるはず!なCMも制作されていたり、すごく簡単に言うと「日本で指折り」「いろんなジャンルの物を書いている」「いろんな物を作っている」「いつ寝ているかわからない」方です!
ご紹介します…すごい紹介だな(笑)
クリエイティブディレクター・CMプランナーの澤本嘉光さんです!
(SE:👐👏👐👏)
澤本さん「はい、澤本です。よろしくお願いします」
晴一「よろしくお願いします」
澤本さん「大変ご無沙汰しております」
晴一「ご無沙汰なんですよね!2015年に1度、来ていただいて…そん時も話を聞かせていただいたんですけれども…」
澤本さん「はい」
晴一「まず。あのー、あれですよ。やっぱリスナーの皆さんに一番、澤本さんがどんな方かってわかってもらうのは、どんなCMを作ったかっていうことが、もしかしたら入り口としてはわかりやすいのかなーと思って。
ちなみにたくさん作られているんですけれども、昨今の代表作だけでもご紹介すると、Softbank白戸家の人々』、」
澤本さん「はい」
晴一「家庭教師のトライ東京ガス『ガスパッチョ』…ほお、もう、好感度が高いCMランキングから、上から言ってるみたいな…」
澤本さん「いや(笑)、ありがとうございます」
晴一「CMですけれども。これもう、プラン…をされた?」
澤本さん「そうですね。あのー、プランってのは企画っていうんですかね。こういうキャスティングで、こういうストーリーで、この商品のCMを作りましょうってのを考えるのが役割なので…」
晴一「ほぉー…ちょっと待ってくださいね、一応その前の経歴も言うとこ」
澤本さん「はい」
晴一「えーと長崎県出身、東京大学卒。社会人2年目からCMプランナーとして活躍。っていうことなんですけれども」
澤本さん「はい。ありがとうございます」
晴一「ちょっとその…まぁ企業名を具体的に出すと、なんか話せないこともあるかもしれないので…例えば、あれでしょ?そのう、ポルノの例えばこうCDの、CMを作りたいと」
澤本さん「はいはいはいはい」
晴一「それはどこに頼めばいいんですか?」
澤本さん「あ、あのー、僕は会社が電通なので…」
晴一「電通に頼む?広告代理店というとこですね」
澤本さん「はい」
晴一「なら、澤本さんとこに『こういう話があるけど』って来て…」
澤本さん「はい」
晴一「で、『へえへえ』っつって、『こんな感じでどう?』っつって、こういう感じなんですか」
澤本さん「まぁそんな簡単に行けばいいんですけど…」
晴一「あははは!」
今浪さん「はははは!(笑)」
晴一「『まぁポルノならこれくらいでいいんじゃないか』みたいな…」
澤本さん「あの、どの仕事もおんなじなんですけど、やっぱりあの、皆さん『これをこういう風に売りたい』とか、『こういう風に見せたい』っていう希望があるじゃないですか。そういうご希望をまず聞いて…例えばじゃあこういう風にしたいだとか」
晴一「例えばどんな、リクエストが来るんですか?その…ほんとに興味津々だから聞きますけど、そういう『キャスティングはこんな人がいい』とか、なんかこういう、なんていうかな…『暗いのがいい』『明るいのがいい』みたいな、もう具体的なリクエストが来るんですか?」
澤本さん「こともありますし…でも、例えばこのCDだったら、そのCDが、…まずいくらかっていうのがあるじゃないですか。あと、見え方として、どういう風に見せたいかっていう。
つまりこのCDを元気に売りたいのか、ポルノさんってブランドを作りたいのかによっても違ったりするんで」

晴一「あー」
澤本さん「今回の目標は何ですか?っていうこととかを訊きますね」
晴一「なるほど!ここに並んでるCMを見ても、そのキャンペーンを説明する時もあれば、そのブランド自体をPRすることもあるっていうこと」
澤本さん「そうですね。東京ガスなんかは各、売ってる商品について言うこともあるし、東京ガスさんっていうブランドってものについてイメージアップしようってCMの時とかで、作り方は違うので」
晴一「ほー。でもやっぱ見る限りあれですよね。ひと癖ふた癖っていう言い方なのか、ひとフック、ふたフック、やっぱある…CMですよね」
澤本さん「ああ、ありがとうございます。あの、CMって、例えば家でTVとかご覧になっている時に、」
晴一「はい」
澤本さん「基本、邪魔じゃないですか」
晴一「…いーーーえ、そんなこと言えませんけど、はい」
澤本さん「それは、そう思った方がいいと思うんですよ。基本的に『見たくないもの』だと思っていて…」
晴一「まぁ、番組本編を、目的で見ていますからね」
澤本さん「はい。でも見た時に、それでも見ちゃうっていうのは、そこそこやっぱりそのCMに引きがあったりとか、ちょっと興味があったりしてくんないとっていうことなんで。自分たちの出発点は、まぁ平均より下のところから始まって、持ち上げて見てもらうってことをしなきゃってんで、一生懸命頑張るっていう」
晴一「あーそういうことかぁ…そのCMを目的にTVをつけてる人ってなかなかいませんもんね」
澤本さん「まぁ、基本的にないと思いますね」
晴一「その、出演されてるタレントさんのすごいファンでっていうのはあるかもしれないですけど。その中で、『面白いね』だとか『おしゃれだね』とかって思ってもらえる…」
澤本さん「まぁ、そうですね。そのためにはどういう風な手を使えばいいのかっていうのをずっと考えてる、役職ですね」
晴一「う~ん…それはもう、さっきは僕軽く言いましたけど、そういうオファーが来たらほんとにこう…何で考えるんですか、喫茶店で考えるんですか、歩きながら考えるんですか?」
澤本さん「あー、喫茶店で考えることが多いですね。喫茶店で考えてることが多くて…でまぁ歩きながら急に『あっこれでいいや』って思いつくこととかがあって。それを慌てて喫茶店に入って、書き留めたりとかいうことは結構ありますね」
晴一「あー…それってこう、何人かで書いて…だってSoftbank、ここに書いてあるのも大きな企業だし、」
澤本さん「はい」
晴一「それは出稿料って言い方なんですか?それも大きなものばっかりだから、その、01って言い方するのか…1個目を考えるのが澤本さんの仕事?」
澤本さん「まぁそうですね。1個目といいますか、例えばこのCMのストーリーと、あとはコピーもそうですし、どういう方々に出ていただくかってまでをこう…ほんと脚本書くのと一緒です」
晴一「はぁ…だから日本国民が毎日何回も見てるあのCMたちは、1人から出来てるってこと?」
澤本さん「まぁ基本的には、1人のアイデアから出来てることが多くて。もちろんチーム作るんで、何人かで一緒にやるってこともあるんですけれど、誰かが閃いた言葉とかから出来てると思いますねぇ」
晴一「ん~…だから、どのクリエイティブな作品も、どのジャンルもそうだと思うんですけど、やっぱり毎回毎回、閃き待ちっていうか」
澤本さん「…あはははは。そうですね、閃き待ちって言うとカッコいいですけど。ほんとにこう便秘みたいなものなんで、苦しくて出ない出ない、って言ってて」
晴一「うん」
澤本さん「締め切りが来て『やっばいな…』って」
晴一「やっぱそうなるんですね」
澤本さん「締め切りがないと終わんないです仕事」
晴一「やっぱ一個一個にそういう、きらっと光るもんが出てくるまで、考えるって作業があるっていうことですね」
澤本さん「そうですね。諦めるまで考えるっていう感じですね」
晴一「諦めるまで考える(笑)…はぁ~。
ちなみに『家庭教師のトライ』はあれですよね?ハイジのやつね。まぁあれもだいぶ賛否両論があったと」
澤本さん「はい」
晴一「元々のハイジファンもいると思うんですけど」
澤本さん「はいはい」
晴一「で、あれを思いついた時に、きっと、チームでやってるからこそ、『大丈夫かこれ』って言う人も中にはきっといたにはいたと思うんですよ」
澤本さん「あ、はい…」
晴一「まぁそれが普通のこう…いいと言う人がいれば、どうかなって人がいると」
澤本さん「はい」
晴一「それを押し切れたのは…もう、『これだ!』っていう、ことなんですか」
澤本さん「あれはですね、ハイジこそ僕たちチームでやってるんで、何人もでアイデアを持ち寄って、そん中でいいのを選んでるんですけど…あれに関しては続いてたりしてるのはやっぱりクライアントの方が、あのCMが好きでらっしゃって」
晴一「ああ」
澤本さん「すごく理解があるんですよ。どっちかっていうともうクライアントさんが『もっとこれやれ!』っていうふうな…」
晴一「へー」
澤本さん「押してくれるんで」
晴一「あ、そういうパターンも」
澤本さん「ありますね、はい。なかなか稀有ですけど」
晴一「だってCM…ちょっと、他にもいっぱい紹介しないといけないのがあるんだけど…」
今浪さん「ははは(笑)」
晴一「ただCMとかで言うと、そっかクライアントさんがいらっしゃるわけですよね。だからその、澤本さんのチームが、いくら面白く尖ったのを作っても…企業の方たちだろうから、そんなにこう…『いやいやそこまでそんな感じじゃなくて、普通に企業名を何回か言ってもらえればいいんです』っていうことだってありうるわけでしょ?」
澤本さん「…まぁ、あのー、ありうるし、そういう方々も多いのは確かですね」
晴一「そこはどうするん?説得する?」
澤本さん「説得するというか…結局僕たちの役割としては、お金をいただいてコマーシャルを作り、それをお金を払っていただいてTVで流すじゃないですかCMって。その結果、ものが動かなかったら、僕たちの役割ほぼ果たしてないので」
晴一「ん~…」
澤本さん「『いやこれは、皆さんの目標とされるのがこうだったら、こうした方がいいですよ』っていうのを、一応一生懸命説得しますね」
晴一「お~…ものが動きますよでどっちがいいですかって言って…」
澤本さん「そうですね。だからもう『皆さんの言うふうな通りで作ることも可能です』と。出来ないってことはないので。『ただ、おそらく、結果としては僕たちはこっちがいいというふうに思いますけれども』っていう言い方をして…でもそれでも、じゃない方がいいっていう人もいるので、それはねぇもうしょうがないというか」
晴一「クライアントさんの…」
澤本さん「『その中でできるだけのことをします』と」
晴一「だって、…まだいっぱい説明しないといけないことあるんだけど、」
今浪さん「ひゃははは(笑)」
晴一「話が面白いけえさあ…」
澤本さん「全然大丈夫ですよ」

晴一「そうなんですよね。見てたら実際CMっていろんなタイプがあって…」
澤本さん「はい」
晴一「例えばAppleなんていうともう、Appleテイストがあって…」
澤本さん「あります、はい」
晴一「でもあの感じ。特に深くは説明しないけど、なんかカッコイイでしょっていうのがあったり。タケモトピアノみたいに…俺思いつきで言いよるけど。もう特にあれは変わらずにずーっとやってるのもあれば、どんどん、化粧品みたいに旬の女優さんが変わっていって、でも基本的なテクスチャみたいなのは一緒っていうのとかがあって。なんかほんとにいろんなパターンがありますよね」
澤本さん「ありますねぇ」
晴一「もちろんキャンペーンをとにかく…その時売り出したいものをアピールしてくとか、…やっぱり、どのパターンも作れないといけないってことですよね?」
澤本さん「あの、得意な分野があると思いますね。僕がこっちのが得意だとか、まぁ例えば人をびっくりさせるようなCMが得意な人もいるし、もうアート肌で、もう綺麗だ!っていうふうになんかどっちかっていうと見惚れちゃうみたいな方が好きだけど、面白いとは別じゃないですか。そういう自分の得意ジャンルっていうのは…」
晴一「ありますね」
澤本さん「スポーツで言うと、野球が得意な人もいるし、まぁ冬のスキーが好きな人もいるしっていうか。その得意ジャンルで、自分にハマったものは上手く作れるっていうのはありますけどね」
晴一「となると、澤本さんとこにはどちらかというと『フックが欲しい』っていうようなことが来るんですかね?」
澤本さん「そうですね、どちらかというと、そっちの方を希望していただく方が来てくれる感じですかね」
晴一「はぁ~…面白いなぁ。ずーっと聞いてたいんだけどちょっと、続けますね」
澤本さん「はっはっはっはっはっ(笑)」
晴一「MVとかも、西川(貴教)さんのとか、」
澤本さん「はい」
晴一「乃木坂さんのとかも、作られていますし…作詞も、CHEMISTRYさん、郷ひろみさん、東方神起さん」
澤本さん「はい」
晴一「など、ほんまに、一番最初に言った…いろんなジャンルのいろんなもの作ってる方、なんですね」
澤本さん「あ、はい、ありがとうございます」
晴一「そして小説、雑誌連載など。広告賞を始めいろんな賞を受賞。…カンヌ国際広告祭銀賞・銅賞…カンヌ!?」
澤本さん「ふっふふ(笑)、はい。まぁ場所だけですけどね…」
晴一「 いやいやいや。カンヌの広告賞…これは何の広告で獲ったんですか?」
澤本さん「これは昔いろんなもので獲ったんですけど、この時銀賞を獲ったのはSECOMっていう会社の…」
晴一「はいはい、わかります。『SECOMしてますか?』の、アレでしょ?」
澤本さん「あれ長嶋さんですけどね。SECOMさんが作ったちょっと長いCMがあって、それをお持ちしたら…」
晴一「あ、感動するやつだ。みたいな…」
澤本さん「はい、そっち系です」
晴一「長いやつ。あーなるほど」
澤本さん「はい」
晴一「はぁ~アジア・太平洋国際広告祭、ACCグランプリなど…。
ちなみに1日に何時間くらい、ものを書いてるんですか?」
澤本さん「そうですね、書く…まぁ、普通にMacに入力するってことで考えると、何時間だろ…え、どれくらい打ってんだろ…8時間ぐらい?」
晴一「8時間?」
澤本さん「それ僕打つのが遅いっていう…ことで」
晴一「いやいやいや…だから…そのまぁ、こういう映像もあったし、CMの映像とか、MVも…でも、澤本さんはまず言葉?」
澤本さん「そうですね…あの、やり方もやっぱり色々あるんですよ。で、僕は基本言葉でいろんなものまとめていってそれに映像をつけるってタイプで…」
晴一「うん」
澤本さん「映像から入るって方々もいらっしゃると思うんですけどね」
晴一「ふーん」
澤本さん「その、おっしゃっていただいた通りに言葉から入っている感じですね」
晴一「んー…軸足みたいなのは言葉にあって、そっから広がっていく映像作品であるとか…」
澤本さん「そうですね、はい」
晴一「ほぁ~面白いねぇ~…。ちなみにその、ご自分の肩書を…名刺にはなんて書いてるんですか。クリエイティブ…」
澤本さん「名刺には…えーとですね、『クリエイティブディレクター』と『CMプランナー』って書いてますね」
晴一「でも作詞も…」
澤本さん「いやいや作詞とかは、まぁそのなんですか、本業やっぱ広告なんで…これ面白いんですけど、広告一生懸命やってたら、誰か見ててくれるっていうんですよ」
晴一「うん」
澤本さん「誰かって言うと例えば、その作詞を方を君やってみないかって声かけてくれる人は、『君の作っているCM見た』と。『これ書ける人は作詞もできるんじゃないかと思ったんだよ』とか…」
晴一「へー!その目もすごいな」
澤本さん「それもすごいと思います。僕、だから映画の脚本を最初に書いたのはそういう流れで。『澤本さん、CMお書きになってるけど、このCM書かれるんだったら映画の脚本も書けますよ』って言われて。僕全然習ったことなかったんで、『いやぁ長いの無理ですよ』って言ったけど、『まぁやってみましょう』って言って、やってみたら通った、っていうんですかね」
晴一「その話はめっちゃ聞きたい。脚本の話はめっちゃ聞きたいが…またあとからあるのかなこれ?」
澤本さん「はい」
晴一「1曲行きます。澤本さんのリクエストをお願いしたいんですけれども?」
澤本さん「この曲すごい好きなんですけど、TRICERATOPSっていうバンドの『GOING TO THE MOON』をお願いします」


♪GOING TO THE MOON / TRICERATOPS



晴一「今日はクリエイティブディレクター・CMプランナーの澤本嘉光さんをゲストに迎えてお送りしております!
あのー先ほど、話も出ましたけど脚本!」
澤本さん「ああ、はい」
晴一「僕今めっちゃ興味があることなんですけど…」
澤本さん「ああ、そうなんですね」
晴一「脚本て、…どうやって書くんですかってその質問もアホすぎるな…」
澤本さん「いやいやいや…(笑)」
晴一「もうちょっといい聞き方ないかな…。その、…『書いてみないか』って言われた時に、まずパソコンかノートかに向かったわけじゃないですかきっと」
澤本さん「はいはいはい」
晴一「でまず何をされたんですか?」
澤本さん「まずだからその時は、『書かないか』って言われた時は、そのプロデューサーの方が、犬の十戒っていう…犬と人間の10個の約束っていうものの、まぁリストを持ってきて、『これネット上にあるんだ』と。『この10個の約束から、ストーリー作れないか』っていうふうに持ってこられたんですよ」
晴一「…おー…」
澤本さん「僕は『じゃあ10個約束があるから、まぁ人間が犬を飼う時にはこういうふうなこと約束しましょう』って。この10個をうまく散りばめながら、全体のストーリーを2時間弱作るにはどうすればいいのかっていうふうな…課題が与えられてそのクイズを解いてく感じ、でしたねぇ」
晴一「それは初めてでも、…もちろん今までもたくさんお仕事してらっしゃったっていう経験も踏まえて、…わりかし出来たなって感じですか?」
澤本さん「あの、僕たぶん、自分の考える癖、があって」
晴一「はい」
澤本さん「僕はたぶん全てのことが広告でCMを作ってきてるから始まってるんですけど…広告って自由に作れることってないんですよ」
晴一「うん」
澤本さん「『好きなもの作っていいよ』って言われたこと1回もないんで…」
晴一「なるほど、広告ですもんね。クライアントがいますもんね」
澤本さん「例えばこの商品を広告してくれとか言うじゃないですか。とすると、条件を与えられて、その条件の中でなんかクイズ解いてってる感じなんですよね」
晴一「はぁはぁはぁ、なるほど。面白いね」
澤本さん「そのクイズ解いてってる感じが、その映画の時は、『10個の約束からストーリー作って』ってのが、なんかクイズっぽくて」
晴一「ほうほう。で、最適解みたいなのを…」
澤本さん「そうですね、はい!」
晴一「ニヤニヤしながら出す、っていうの。はぁー面白いな」
澤本さん「今仰っていただいた最適解っていうものがものすごい好きで。何が最適解かってのをずーっと考えてるのが趣味に近い…(笑)」
晴一「趣味に近い(笑)」
澤本さん「ちょっと気持ち悪くなってくるだんだん自分で…」
晴一「はー。それが、犬との10個の約束みたいなのが、この映画『犬と私の10の約束』って映画に、なったわけですね?」
澤本さん「はい」
晴一「あー…初めて書いたのが映画になる」
澤本さん「幸せですよね、はい」
晴一「どういう気分なんですか?自分が書かれたセリフが、役者さんが喋ってそれが進んでいくわけじゃないですか」
澤本さん「はい。びっくりしましたね、びっくりしたのと同時に…CMの時って、CMのセリフって、詰めるんですよ。いっぱい言ってほしいから」
晴一「うん」
澤本さん「秒数が15秒とか30秒しかないから、詰め込むじゃないですか。間ってないんですよね。だから、ものすごい喋りつづけているんです。
でも映画になって、脚本を書いた時に、俳優さんに言われたのは、『ここまで詰めなくていい』と」

晴一「ふんふんふん」
澤本さん「『ここのセリフのここからここまでの部分は、演技でやります』って言われて」
晴一「おー、なるほど」
澤本さん「かっこいいぞと」
晴一「かっこいい…かっこいい」
澤本さん「実際にそうなってるんですよね。出来上がってみたら」

晴一「んー、なるほど。だってやっぱり、これだけいろんなジャンルを股にかけてやってらっしゃると…。僕思うんですけど、やっぱりその、例えば言葉だけで言っても、俳句と歌詞と小説と…おんなじ言葉だけど、一番得意分野…ストロングポイントって違うじゃないですかやっぱり」
澤本さん「違います。はいはい」
晴一「で、もちろん映画の脚本と…舞台でも、ストレートプレイなのか、ミュージカルなのかで、やっぱストロングポイントが全部違う…」
澤本さん「違いますねはい」
晴一「その辺の、チャンネルの変え方みたいなのってところは、やっぱりあるんですか」
澤本さん「あのー、あると思うんですけど、結果、自分は、たぶんCM…広告出身の人が書いてる脚本になってると思います」
晴一「あー」
澤本さん「たぶんそっから抜けてないんですよね。でもだから逆に僕が書いた脚本だと、ちょっと人と違ってるっていうふうに見えるのかもしれないなと思っていて…」
晴一「なるほど!」
澤本さん「ええ」
晴一「だから、あれですか。CMを作られることがお好きで、経験してらっしゃって、そっからバツンとチャンネル変えて脚本を書くんじゃなくて、ここの経験値とか、何かは持ち込むっていうか…」
澤本さん「そうです。結局、僕が望まれてるのはたぶんそこだと思うんですよ」
晴一「なるほどね」
澤本さん「人と僕が違ってるのってたぶん、同じ脚本を書くとしてもそこなので…同じ物を書くんだったら人にそんなに呼ばれないと思うから、じゃあ自分が人と違ったものを書くんだったら、今まで培ってきた、職業上の広告スキルっていうものを、じゃあ映画の脚本にしてみませんか?っていうことだと思うので…」
晴一「んー」
澤本さん「とするとたぶんほかの、脚本がほんとに上手かった人っていっぱいいると思うんですよね。その方々と比べて、ちょっとでも違うのを作れるとしたら、そこしか僕にはないので」
晴一「なるほど!だから…そうかこれは、やっぱ、俺も参考になるしリスナーの方も参考になると思うけど、今をね、全部こう…あるじゃないですか。ここじゃないどこかに行きたい症候群みたいなのあるじゃないですか」
澤本さん「はい、はい」
晴一「今の現状じゃなくて、違う世界に行った方が面白いことがあるんじゃないかっていう。自分探しの旅症候群というか。でも、自分の足元みたいなこと、今得意としていること、続けてきてることを、しっかりやった方が、広がりもある場合もあるってことですよね?」
澤本さん「まぁ僕の場合は、結果そうなってる気がします」
晴一「んー…」
澤本さん「ここ得意だって思っていただいているところの得意部分を、コピペして違うとこに貼り付けてもらったら、あっこっちでもちょっと違ったの出来るねっていうふうな感じだと思うので…」
晴一「んー。だからかけがえのないスキル・経験っていうのが、あると強いっていうことだよねやっぱね~…」
澤本さん「それは得したと思いますね」
晴一「特に脚本を学ばれたっていうことはないんですか?」
澤本さん「脚本学んだことはないですね。書けって言われて、一生懸命脚本を読みましたけど…人が書いてる。でもこう塾通ってっていうのはないので…」
晴一「塾ありますよねぇ?」
澤本さん「ありますあります。はい」
晴一「僕あの、演劇とか観に行ってて結構、演劇観に行ったら分厚い…」
澤本さん「来ますねはい」
晴一「あるじゃないですか、席に置いてるやつ。チラシ。いつもぱらぱら見てたけどちゃんと見ようかなと思ったら、そん中に3~4つ、脚本塾だとか、俳優塾だとか」
澤本さん「はい」
晴一「ありますよね?やっぱ、こういうとこで学ぶもんなんだーと思ってたけど…まぁ学ぶ方もいらっしゃいますし」
澤本さん「本当の脚本家になるんだったら学ぶんでしょうね。本当の脚本家って言うと変ですけど、まぁ脚本が軸足っていう人だと。例えば映画の脚本でも全部やるとか…
僕はたぶんそうなってなかったし、なったのもちょっと遅かったので、じゃあ違った視点をどういう風に…人と違った視点見つけようかなっていうとこだったんじゃないかなと、思うんですけどね」

晴一「なるほど。まぁとりあえず、富良野倉本聰を訪ねる人もいるし…(笑)」
今浪さん「ふっふっふっふ(笑)」
晴一「自分のところから、得意分野でやる方もいらっしゃるっていう…」
澤本さん「はい。僕も富良野とか行ったらたぶん、『へたくそ!』って罵倒されると思うので…(笑)」
晴一「はっはっはっはっ(笑)『脚本とはな…』って言われるよね(笑)」
澤本さん「はい…怖いです」

晴一「で、そんな澤本さんが、書かれた…これ脚本ですよね。担当された映画が公開になる、と」
澤本さん「はいっ」
晴一「広瀬すずさん主演『一度死んでみた』」
澤本さん「はいっ」
晴一「最近TVでも、CMでよく見ますけれども…なかなかファンキーな広瀬さんが画面に映る映画ですけれども?広瀬すずさんがデスメタルを歌ってるあの映画ですね」
澤本さん「はい」
晴一「これは簡単なストーリーを僕が言ったらいいですか?」
澤本さん「お願いします、はい」
晴一「堤真一さん演じる父のことが大嫌いな、いまだ反抗期の女子大生・七瀬(広瀬すず)。売れないデスメタルバンドのボーカルをしている彼女は、ライブで『一度死んでくれ』と父の不満を日々シャウト。ある日、父が本当に他界。
実は父は、経営する製薬会社で発明された2日間だけ死んじゃう薬を飲んだための死亡で、仮死状態の真っ只中。ところが、ライバル会社が父をそのまま本当に死なせちゃおうと火葬まで持っていきそうに。
このピンチに七瀬は、存在感がなさすぎてゴーストと呼ばれている父の秘書・松岡(吉沢亮)とともに、父を生き返らせるために立ち上がる」
澤本さん「はい」
晴一「もう、わちゃわちゃですね(笑)」
澤本さん「輪郭だけ読むとちょっと頭おかしい(笑)」
晴一「あははははは(笑) もう、この…これなんていうんですか、プロットじゃなくて」
澤本さん「あらすじですね」
晴一「あらすじがもう!なんか…わかります!」
澤本さん「ありがとうございます(笑)」
晴一「去年発売のノベライズも澤本さんがやられています。原案も!」
澤本さん「あ、そうですね。これ基本的にもうオリジナルで映画の脚本を書いて、それをノベライズするって形だったんで、基本ほんともう映画のためにこのストーリーを考えたっていう」
晴一「これ映画って、」
澤本さん「はい」
晴一「誰が『作ろう』って言うんですか?」
澤本さん「これ映画会社の…これ松竹さんですけど、松竹のプロデューサーの方が、」
晴一「うん」
澤本さん「前の映画やった時に、『前の映画面白かったから次作ろうよ』って言っていただいて…『あ、いいんですか?』って」
晴一「そういう感じなんですね?」
澤本さん「はい」
晴一「なんか、意外に考えたことない、でしょう。じゃけ音楽なんていうと、自分で家で作って『はい、こういう曲出来た』って、まぁシンガーソングライターなら曲とメロディが出来たよってバンドメンバー、ちょっとアレンジしようぜーつって。で出来たよってレコード会社『あ、これいいね~』って発売。ってこの、一番元ってわかりやすいじゃないですか」
澤本さん「はいはい」
晴一「でも映画ってこう、なんていうか、チームがあるわけじゃないでしょ?バンドみたいな」
澤本さん「はい」
晴一「誰かが、言い出しっぺがいるわけですよねきっとね」
澤本さん「そうです、はいはいはい」
晴一「で言い出しっぺが人集めて…」
澤本さん「はい」
晴一「人集めて、実際に1本映画を撮るまでにはすごいチームになるわけじゃないですか。人数も含めて」
澤本さん「はい、はいはい」
晴一「で、プラスそこにこう…興行成績だなんだみたいなプレッシャーも、その言い出しっぺが、背負う」
澤本さん「はい、そういう形で…」
晴一「しんどいですねぇでも。夢がないとできないですね」
澤本さん「そうですね。だからその言い出しっぺの方が、僕に声をかけてくれてるって自体がすごく、幸せですし…」
晴一「あーなるほど」
澤本さん「でもたぶんそれってやっぱり、人と違ったものができそうだってことだけだと思うんですよね」
晴一「うーん」
澤本さん「だからそれこそ、晴一さんも映画とかやるっておっしゃったらたぶんその、普通のライターとは違った本になりそうだから…って興味を持たれてお声がけしていただくと、また全然違ったものができていいような気がしますけどね」
晴一「なるほど、そういう人の目につくように、頑張らんといといけないってことだ。でも頑張ってたら見てる人はいるってことですよね」
澤本さん「意外と見てる人はいるんだなってのは思いました」
晴一「ほーん、面白いなぁ…なるほどねぇ。
はい、まだまだ聞きたい話はたくさんあるんですけれども、映画観ます」
澤本さん「ありがとうございます(笑)」
晴一「皆さんも、『一度死んでみた』、劇場に足を運んでいただいたらどうですか。
これ、撮影とかは見に行かれるんですか?」
澤本さん「撮影は…CMの時ってカメラマンとか監督の横にべったりついて『今のセリフはこうだ』ってやるんですけど、映画でそれやると、『うるさいからやめろ』って言われて…」
晴一「ああー…なるほど」
澤本さん「基本は、なるべく行かないようにしました」
晴一「あ、CMは、言うんですね?」
澤本さん「言います言います」
晴一「CMにも監督はいらっしゃるわけでしょ?」
澤本さん「もちろんもちろん」
晴一「そのことで『あっこれちょっと、あと…』…もっとすごい微妙な調整とかあるんでしょうね、『あと語尾を一個減らしてくれ』とかなんとか」
澤本さん「そうです!まさにそうですね、はい」
晴一「きっとそういうのがあるんでしょうけど、映画でそれやると、『ちょっと、うるさいよ』って?」
澤本さん「『もううるさい』と…『どっか行け』って感じだったんで(笑)」
晴一「でも、俺なら現場行きたいなぁ。あ、行って喋らなかったらええんか」
澤本さん「そうですね。結果、行ってもずっと後ろの方にいて、こう腕組んでるような感じだったんで、まぁ、現場にいるのは楽しいけどあんま役に立ってないなって思って…」
晴一「はっはっはっはっは(笑)
いやー、楽しそうというか、すごい興味がある世界だなーと思いながらなんか、貴重な話をたくさん聞けて…ありがとうございます!澤本さん脚本作品『一度死んでみた』、今月20日から一斉公開です!」
澤本さん「はい」
晴一「ではここで1曲です。『Zombies are standing out』」


♪Zombies are standing out


晴一「今日は、クリエイティブディレクター・CMプランナーのお仕事について、ゲストの澤本嘉光さんにお話を伺っていますが…」
澤本さん「はい!」
晴一「今後の仕事について、ご自身はどんなイメージをお持ちでしょうか?」
澤本さん「あのー、今日も色々お話したんですけど、基本僕やっぱり広告の人間なんで」
晴一「はい」
澤本さん「広告というものももちろん一生懸命やりますが、そのスキルを活かせる場所がもしあったら、まぁ映画であれ、仮にドラマであれ、そのスキルを活かして、今までのものとちょっと違ったものを作りたいなっていうふうな気持ちはありますね」
晴一「やっぱ、何かを作っていたいっていう…」
澤本さん「そうですねあの、作ってないとつまんないなっていう、だけなんですけどね」
晴一「こう色々クリエイティブなものをされていて、どの段階が、一番こう、エクスタシーを感じるんですか?
澤本さん「あー、それは…どのものについても、僕企画なんですよ」
晴一「はい」
澤本さん「CMの、も企画だし、映画の脚本でも企画だし…あっこの企画できたら全部できるっていうのが、こう思いついた瞬間って、『ああ…できた…!』って」
晴一「あ、やっぱ『できた』っていう…」
澤本さん「はい」
晴一「その、自分がひらめいた瞬間」
澤本さん「そうですね。ひらめいて、その瞬間に、その企画の行きつくところが見える…っていうんですかね」
晴一「あー」
澤本さん「『あ、これでいける』っていう…この時が一番、こうなんか、サァっと…」
晴一「それはほんと独特の感覚なんだと思うんですけれども、やっぱそういう瞬間があるってことですよねぇ」
澤本さん「そうですねなんかサァっといきそうだと思ったら途中で詰まったりして『ああ!』って」
晴一「あはは、違った(笑)」
澤本さん「違ったってこともいっぱいありますけど(笑)」
晴一「でもそれが、クリエイティブしてる時のほんとの、良さですよねやっぱり」
澤本さん「はい」
晴一「エクスタシーがどっかにあるんだよね、やっぱものを作るって」
澤本さん「そうですね~」
晴一「人によってどの段階かは違うと思うし…全部でき終わった時なのか、今澤本さんがおっしゃったように、いったら始めの、ひとつの大きなコアみたいなのを見つけた時なのか…でも、どっかにあるのが、やめられませんよね」
澤本さん「はい…」
晴一「やめられないですよねぇ…。
はい、ではここまで澤本さんの仕事について訊いてきましたが、逆に、もし…僕になんか、投げかけたい、訊いてみたいことなどがありましたら…なんかありますか」
澤本さん「それはだから、あれですね。晴一さんが…まぁ僕の逆のパターンですけど、ずっと音楽やってらっしゃって、」
晴一「はい」
澤本さん「でそのスキルを活かして、『このスキルをここに持ってったらちょっと俺、楽しそうだぞ』って思ってらっしゃるのは、脚本なのかなんなのか、あるのかなと思って」
晴一「っ、そう、やっぱり…この番組で、ずっと…口に出すことが大切だと思って言ってるんですけど、ミュージカルがやりたいんですよね~」
澤本さん「はいはいはいはい」
晴一「ミュージカル…曲、それなりに作れるし…歌詞が書けるし…ストーリーはもちろんもっともっと勉強しないといけないけど、まぁストーリーもできるとしたら、…これ、あれでしょ?ビンゴでしょ?」
澤本さん「もう出来ますねぇ」
晴一「…ですよね?」
澤本さん「はい。もう、なりました」
晴一「ですよね」
澤本さん「はい(笑)」
晴一「あとはダンスのスキルがあってもいいんですけど…それはなくはないですしわかんないですけど(笑)」
澤本さん「っはははは(笑)」
晴一「もうでも、もしこういう自分なりのクリエイティブが、もっと面積を広げられるとしたら、なんかミュージカルとかほんとに出来たらいいなと思ってますし今、なんかそれに向かって1歩1歩、やってますし文章も練習してるけど、8時間はMacの前にいないな~」
澤本さん「いやでも仕事だからやってるだけですよ、ほんとに」
晴一「はっはっは、フォートナイトやってるかと思われますよそんなん(笑)」
澤本さん「(笑)」
晴一「すげえな8時間いないとダメかぁ~…」
澤本さん「いや仕事が遅いからですよ、ほんとに」
晴一「いやいやいや(笑) でもまた、ほんとに、ぜひね、僕の目標としては、別の場所で澤本さんにお会いできるようなことがあったら、自分の夢が近づいてるんだろうなと思うことにします」
澤本さん「はい。楽しみにしてます」
晴一「はい。では、本日のゲスト、クリエイティブディレクター・CMプランナーの澤本嘉光さんでした!ありがとうございました!」
澤本さん「ありがとうございました」
晴一「最後に1曲、リクエストをお願いします!」
澤本さん「これも大好きな曲で…ポルノグラフィティさんの『シスター』」
晴一「ありがとうございます!」


♪シスター


エンディング

ぽるののおしらせはいまはないかな。
今浪さん「はっははは(笑)」
うっふふふ(笑)
いまはないかなー…まぁきょねんにはつばいされたボックスセットとかをいってもいいんだけどちょっともうまえだしなー…
ま、そういうときもあります…あるある、だあいじょうぶ!!
今浪さん「そうです」
だーいじょうぶ!!
今浪さん「ふっふっふっ(笑)」
あー大丈夫大丈夫!!来い、来い!抱きしめてやるけえ来い!
今浪さん「はっはっはっは(笑)」
はい。えーとそんな中、自分のことだけ言うと、ポルノファンのリスナーの皆さんを逆撫ですることになるかもしれないけど…大丈夫!!
今浪さん「ふっへへ(笑)」
ふっ(笑)…はい。自分のこと言います。

・メディアプラットフォームnoteに個人アカウント開設しました。note公式サイトから「新藤晴一」と検索していただきぜひフォローしてください
広島テレビ『テレビ派』にてレギュラーコーナー「ハルイチノオト」担当


ってことで…いやあったでしょ??この、最後にお知らせですで1枚、最後に差し込まれるこの…情報?ポルノ情報とかの紙が来るんじゃけど、これびっちり書いとってもう読むのがめんどくさいって言いよった時もあったでしょ?
そりゃあね、あるのよこういう…なに?
今浪さん「心電図みたいなね」
そうそうそう波?パルスがあるのよやっぱりね。
…今日ちょっと大丈夫か心拍数、落ちてますって時だけれども(笑)、大丈夫!(笑)
そりゃまた、上がってくるから(笑)
気長に、待っていただけたらなと(笑)、思ってます。


目を覚まして!目を覚まして!



ディレクター谷脇さんの放送後記

3月16日の放送

今夜は、
超人気CMプランナー
澤本嘉光さんを
ゲストにお迎えして
お届けしました。

ソフトバンク白戸家
家庭教師のトライ
東京ガスのガスパッチョ
などなど、
テレビをつけてたら、
見ない日はないくらい
澤本さんが手がけた
CMが毎日流れています。

澤本さんもおっしゃてた
ように、基本CMって、
視聴者は、番組を見に
きているので、
CMに対するこだわりが
ないというか、見なくて
いいものでもある。

だけど、そこに
提供をしてくれていたり、
お金を払ってモノづくりを
させてくれる企業の商品や
ブランドイメージを
決められた秒数に収めて
視聴者に届けるのか!

これって美学のひとつ
なんですよね。

これからも、色んなCMで
楽しませてほしいと
思いますし、それに加え、
映画の脚本家でも
ある澤本さん。

今週金曜日公開の映画
広瀬すずさん主演の
「一度死んでみた」も
手掛けられています。

ぜひ、観に行ってみて下さい。

晴一も、澤本さんの
クリエイティブな感性に
惹かれているひとりです。